BBTを知る
東京都としての本事業の目的
現状、国内の創薬・医療系のスタートアップにおいては事業領域への知識・経験が十分でなく、実用化に繋がる流れが弱いという課題がある。また、長期間にわたる研究開発に必要な資金の獲得・調達機会の創出や、研究開発環境整備等への支援の強化も喫緊の課題である。
そのため、本事業においては、都との協定に基づきプロモーター3者が連携し、Blockbuster TOKYOのブランド構築及び効果的な発信を行いながら、様々な支援策を実行し、これまで以上に多様なプレイヤーが参画し、相互かつ長期的に連携できるコミュニティの形成及び活性化を目指すことで、前述した課題にアプローチを行っていく。
本事業(Blockbuster TOKYO)をきっかけに生み出される新たな繋がりや継続的な支援体制により、下記①②を目的とし、参画する各プレーヤーに対してBlockbuster TOKYOへの帰属意識を醸成しながら、自走するエコシステムの萌芽を作ることを目指す。
- ①様々なプレーヤーが相互に連携し、自立的かつ発展的に新たな価値を創造すること
- ②グローバルなスタートアップが生まれ、成長し、世界に注目されるエコシステムを実現するコミュニティを構築すること
本事業におけるコミュニティとは、様々なプレーヤー(国内外のVC/アクセラレーター、大学等のアカデミア、スタートアップ等)が、Blockbuster TOKYOの プログラムを通じて、国境を越えてリアルに繋がり、相互に連携・協力ができる状態と定義し、そこでの活動が活性化して自走した状態をエコシステムと定義する。
「東京都 創薬・医療系スタートアップ育成支援事業」ウェブサイト
https://www.tokyo-lifescience.metro.tokyo.lg.jp/
体制
我が国を代表する"エコシステムビルダー"である LINK-J/CIC/MRIの協業により、 グローバルに活躍するライフサイエンス分野のスタートアップを支える エコシステムを構築する。
一般社団法人ライフサイエンス・イノベー ション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
国内最大のライフサイエンス系コミュニティの中心
- 代表エコシステム形成支援者(プロモーター)
- 2016年に設立された日本国内有数のライフサイエンス系コミュニティ
- 三井不動産との協業による「オープンイノベーションのための活動の場」の提供(カンファレンス、ラウンジ、オフィス、ラボ)
CIC Institute
海外連携に強みを有する イノベーションコミュニティ・ビルダー
- 1999年に米国マサチューセッツ州ケンブリッジにして創立したCICの政府や行政、地方自治体等と連携し、日本のスタートアップを成功へと導くためのイノベーションプロジェクトを多数運営する専門部隊
- 現在280社以上が入居するCICTokyoをベースとし、イノベーションコミュニティの構築を手掛ける
- ディープテック関連スタートアップの支援や、その海外展開における幅広い知見を活かしイノベーターをサポート
株式会社三菱総合研究所(MRI)
ライフサイエンス分野に知見を有する、我が国を代表するシンクタンク
- 我が国を代表するシンクタンク
- 2021年度のBlockbuster TOKYO運営者
- 厚労省(MEDISO)、経産省(InnoHub)運営者
- AMED CiCLE(スタートアップ型含む)伴走支援法人
コミュニティ形成支援と活性化施策
LINK-J/CIC/MRIの国内外ネットワークをフル活用し、 グローバルレベルのスタートアップ創出のための支援環境を整備するとともに、 コミュニティを活性化・拡大しエコシステムを構築する
1アクセラレーター等のスタートアップ支援者に対する支援
グローバルレベルのスタートアップを育成する環境づくり(支援者育成等)
- LINK-J/CIC/MRIが誇る圧倒的な国内外ネットワークをフル活用
- アクセラレーター等スタートアップ支援者との連携・強化
- スタートアップ支援人材の育成・コミュニティ構築
2コミュニティ形成・拡大のためのプロモーション
東京のエコシステムを強化するためのコミュニティ構築・連携拡大
- LINK-J/CIC/MRIが誇るネットワークと発信力を活用
- Blockbuster TOKYOをブランド化し、アクセラレーターや国等が行う施策とも連携
3LINK-J/CIC/MRIによるスタートアップ支援・コミュニティ活性化施策
スタートアップがグローバルに成長するための支援
- 我が国最大のライフサイエンスコミュニティを形成するLINK-J/CIC/MRI
- 3社が総力を結集し企画する各種支援施策の推進(人材採用のためのキャリアフォーラム、海外向け英語ピッチ大会の開催など)