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慶應義塾大学医学部主催「第4回健康医療ベンチャー大賞」のLINK-J賞に、現役医学部生チーム「GramEye」を選出しました(12/8)

12月8日(日)、日本橋髙島屋三井ビルディング 日本橋ホールにて、慶應義塾大学医学部主催「第4回健康医療ベンチャー大賞」が開催されました。(主催:慶應義塾大学医学部、共催:慶應義塾大学理工学部・慶應義塾大学ビジネス・スクール・慶應義塾大学イノベーション推進本部、後援:内閣府・経済産業省・厚生労働省・東京都、協賛:三井不動産株式会社・LINK-J)

LINK-Jは、本イベントにて、大阪大学医学部生、慶應義塾大学医学部生および和歌山医科大学医学部生から成るチーム「GramEye」に「LINK-J×慶應義塾大学賞」を贈りました。賞品としてLINK-J会員の会費1年分と入会金免除が授与されました。

「GramEye」は、薬剤耐性菌という喫緊の社会課題に問題意識を持つ医学部生から生まれたプロジェクトで、LINK-J主催の学生支援プログラム「SCOOP」への参加がきっかけでスタートしました。

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左から、山田達也氏(大阪大学医学部医学科4年)、正好奏斗氏(慶應義塾大学医学部医学科2年)、平岡悠氏(大阪大学医学部医学科6年)、朝比奈宏(三井不動産株式会社/LINK-J)

今年で4回目を迎える健康医療ベンチャー大賞は、日本初の慶應義塾大学による医学部主催のビジネスコンテストとなります。起業が当たり前の文化を創り、起業の後押しとなるようにアカデミア(学界)とアントレプレナー(起業家)の橋渡し役となることで、健康・医療領域におけるイノベーションの促進に貢献する医学部だからこそ実現できる臨床と研究に基づく新たな取り組みです。


今回の決勝大会では、厳しい審査を乗り越えた選りすぐりの6チーム(学生部門・社会人部門各3団体)の発表のほか、二次審査上位チームによるライトニングトーク、慶應義塾大学の教授陣や若手アントレプレナーによるシンポジウムが行われました。

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今回LINK-Jが選出した「GramEye」は、グラム染色を国内の救急、クリニックや途上国に普及させ、抗菌薬の適正利用につなげることを目標に活動しています。2050年には、薬剤耐性菌による死亡者数はガンを上回るとされており、人類がこれから真剣に取り組まなければならない課題となっています。そこで、「GramEye」では、グラム染色を自動で行うロボット"getgram"と、染色画像の菌株同定を機械学習で行うスマホアプリ"GramEye"を開発しています。(ウェブサイト:https://grameye.com/

getgram試作品.jpgのサムネイル画像自動グラム染色装置"getgram"

自動でグラム染色を行う装置です。検体を塗抹したスライドガラスをgetgramにセットしスイッチを押すだけで、固定・染色・乾燥まで全自動で行います。クリニックの「忙しくてグラム染色をしている時間がない」という声を受けて生まれました。

菌種同定AIアプリ"GramEye"

検鏡画像から菌種を同定するスマートフォンアプリです。お持ちのスマートフォンを専用アダプタで顕微鏡に固定し、画像を読み込むと、アプリが考えられる菌種を提示します。感染症の専門知識のない医療者でも、GramEyeを使えば適切に抗菌薬を処方することができます。


このように、迅速かつ安価なグラム染色手段を普及することで、菌株同定のハードルを下げ、抗菌薬が適正に利用されることにより薬剤耐性菌の発生を防ぎ、医療費を削減することができます。また、医療機関にとっては、利益の向上・人的コスト削減等のメリットがあります。
将来的には、どの菌が発生したかをトラッキングすることで、世界中で起こるパンデミックをリアルタイムモニタリングしたいと考えています。

GramEye01.jpgのサムネイル画像GramEye02.jpgのサムネイル画像GramEye03.jpgのサムネイル画像

今後とも皆様のご活躍を期待しています!

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