TreeFrog Therapeutics、再生医療を対象とした10万ドルの研究助成金を開始

人工多能性幹細胞（iPS細胞）を用いた、より安全で効率的かつ手頃な価格の細胞治療の実現を目指すフランスのバイオテクノロジー企業TreeFrog Therapeuticsは、幹細胞生物学・再生医療分野を対象とした10万ドルの研究資金「幹細胞スペースショット助成金」（Stem Cell Spaceshot Grant）の開始を発表しました。

当該助成金は、幹細胞生物学、生物物理学、遺伝子編集、細胞治療、バイオプロダクションエンジニアリング分野の研究を行う、博士レベルの科学者と博士課程在籍の学生を対象とします。
TreeFrog Therapeuticsはこの助成金を通して、以下４つの対象領域において、治療上の有効性を持つ科学的発見につながる研究に対し、支援を行います。

生体模倣戦略による幹細胞培養および細胞治療製品の向上
新しい技術や科学的アプローチを用いた幹細胞製品およびその製造プロセスのアップグレード
幹細胞および幹細胞由来の移植組織の品質管理および安全性プロファイルの向上
幹細胞由来の移植組織の生着、定着および長期生存の促進

応募方法は、TreeFrog Therapeuticsのウェブサイト上のオンラインフォームよりメールアドレス、研究計画書（1ページ分）そしてグラフィカルアブストラクトを提出するだけの簡単な手続きです。

応募期間は2022年5月1日から6月30日までで、2022年8月に候補者10名が選定されます。
そして、幹細胞生物学、遺伝子編集および生物物理学における下記の世界レベルの専門家により構成される学際的な審査委員会による面接を経た上で、2022年10月に受賞者を決定します。

詳細は弊社ホームページ特設ウェブサイトをご覧ください。

募集期間：
2022年05月01日 (日) ～ 06月30日 (木)

詳細・参加申込

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