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投稿日:2024年10月08日 投稿者:C4U株式会社

C4U、広島大学と共同研究を開始

新規ゲノム編集技術であるCRISPR-Cas3技術の社会実装を目指すC4U株式会社(以下「C4U」といいます。)は、今般、国立大学法人広島大学(以下、「広島大学」といいます。)と共同研究契約を締結いたしましたのでお知らせします。

C4UではCRISPR-Cas3技術の特長を生かした独自のアルゴリズムによる標的探索技術および治療技術の開発を進めています。広島大学医学部大学院医系科学研究科 小児科学と連携して実施する本研究では、C4Uの有するこれらの技術を造血幹細胞に用いて、いまだ有効な治療方法のない医療ニーズに対する治療法の可能性を検討します。

C4U概要
C4Uは、新規ゲノム編集技術CRISPR-Cas3を用いて、遺伝性疾患を始めとする様々な疾患に対する新規の治療法等の開発を自社及び他社との提携により推進すると同時に、幅広い産業への応用に向けたプラットフォーム展開に取り組んでおります。
CRISPR-Cas3技術は、C4Uの創業メンバーである東京大学医科学研究所先進動物ゲノム研究分野の真下知士教授、大阪大学微生物病研究所の竹田潤二招へい教授らの研究成果を基に開発されたCRISPR-Cas3を用いた新しいゲノム編集技術です。CRISPR-Cas3技術は、現在までにオフターゲット変異は認められておらず高い安全性が期待できることや、ターゲット遺伝子とその周辺を広く削ることができるといった特徴を有し、現在世界中で研究が先行しているCRISPR-Cas9の複雑な特許状況に影響されない、これに対抗し得る有望なゲノム編集技術として注目を浴びています。
URL:https://www.crispr4u.jp/

<用語の解説>
ゲノム編集技術: DNA切断酵素と人工的にデザインしたRNAなどを細胞に導入し、ゲノムの局所を選択的に切断、改変する技術です。
CRISPR-Cas3 CRISPR-Cas9同様に二本鎖DNAを切断しますが、crRNA(ガイド)認識配列が長い(27塩基のガイド配列)ことから、特異性が高く、オフターゲット変異(狙った部分以外の変異)がない、より安全なゲノム編集ツールです。また、大きな欠失を起こすことも可能なため、遺伝子の改変に加えてその機能を失わせることも得意としています。
CRISPR-Cas9 現在広く利用されるゲノム編集技術の一種で、Cas9がガイドRNAと結合し、ガイドRNAの一部(20塩基のガイド配列)と相補的なDNAを選択的に切断します。ガイド配列を変更することにより、様々な塩基配列をもつDNAを選択的に切断することができます。


<会社概要>
会社名:C4U株式会社
本社 :大阪府吹田市山田丘2番8号
代表者:代表取締役 平井昭光
設立 :2018年3月
事業内容:新規ゲノム編集技術CRISPR-Cas3技術を用いた研究開発
ホームページ:https://www.crispr4u.jp/
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C4Uロゴ.jpg

お問い合わせ先

C4U株式会社 管理部 info@crispr4u.com
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