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LINK-J 設立記念シンポジウムを実施(第 1 回 再生医療産学官連携シンポジウムにおいて)

三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長菰田正信)とアカデミア有志が中心となって設立した一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(理事長岡野栄之、以下LINK-J)は、10月24日(月)に同法人の設立を記念し、「LINK-J設立記念シンポジウム」を実施しました。

LINK-Jは、医学をはじめ、理学や工学、ICTや人工知能といった新たなテクロノジーなど、あらゆる科学の複合領域であるライフサイエンス領域において、医薬関連企業が集積する日本橋エリアを拠点に、産官学連携によるオープンイノベーションや、分野を超えた内外の人的交流・技術交流を促進することを目的としています。今回の設立記念シンポジウムは、ライフサイエンス領域で最も期待される分野の一つとして、再生医療分野においてアカデミアと産業界をそれぞれ代表する団体である日本再生医療学会(JSRM)、再生医療イノベーションフォーラム(FIRM)と共催した「第1回再生医療産学官連携シンポジウム」の第三部にて実施しました。

「第1回再生医療産学官連携シンポジウム」は、冒頭に大阪大学大学院医学系研究科長・医学部長・LINK-J副理事長の澤芳樹の総合挨拶、京都大学iPS細胞研究所所長・LINK-J運営諮問特別委員の山中伸弥氏による特別講演「iPS細胞研究の現状と医療応用に向けた取り組み」に始まり、第一部ではJSRMによる「再生医療の最新研究」、第二部ではJSRM、FIRMによる「再生医療の産業化」をテーマとした講演、パネルディスカッション、集団討論が行われました。

また、第三部の「LINK-J設立記念シンポジウム」では、慶応義塾大学医学部長・LINK-J理事長岡野栄之、三井不動産株式会社代表取締役社長・LINK-J運営諮問委員菰田正信、内閣総理大臣補佐官和泉洋人氏の挨拶に始まり、米国カリフォルニア州サンディエゴにおいてライフサイエンス産業に関する800もの企業・団体が加盟する会員組織BIOCOMのプレジデント兼CEO、理事JoePanetta(ジョー・パネッタ)氏による講演が行われました。また、株式会社日経BP特命編集委員宮田満氏をモデレーターに、株式会社日本医療機器開発機構代表取締役CEOの内田毅彦氏、ノーベルファーマ株式会社代表取締役社長塩村仁氏、サンバイオ株式会社代表取締役社長森敬太氏が登壇し、ライフサイエンス研究の実用化に向けた課題と展望についてパネルディスカッションを行いました。

シンポジウム後に行われた懇親会では、来賓として東京都中央区副区長吉田不曇氏、理化学研究所革新知能統合研究センター(AIPセンター)の杉山将・センター長、デフタパートナーズグループ会長原丈人氏からご挨拶を頂戴しました。また、内閣府特命担当大臣石原伸晃氏も駆けつけ、LINK-J設立記念へのお祝いの言葉をいただきました。なお、本年9月16日に日本橋(日本橋一丁目三井ビルディング)への研究拠点の設置が発表されたAIPセンターは、文部科学省が推進する「人工知能/ビッグデータ/IoT/サイバーセキュリティ統合プロジェクト」事業のもと、世界をリードする革新的な人工知能基盤技術を構築し、さらには、他の科学領域や実社会へと幅広い「出口」に向けた応用研究を推進します。ライフサイエンス領域は、人工知能研究の産業化における主要な「出口」の一つとされています。(杉山将氏のコメントを添付しております。別紙をご参照ください。)

当日は合計約500名と多くの方にご参加いただき、盛況な会となりました。

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■ 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)について

LINK-J は、三井不動産株式会社とアカデミア有志が中心となって設立した一般社団法人です。医薬関連企業 が集積する日本橋エリアを拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進し、 新産業創造を支援することを目的としています。医学をはじめ、理学や工学、ICT や人工知能といった新たなテ クロノジーなど、あらゆる科学の複合領域であるライフサイエンス領域において、分野を超えた内外の人的交流・ 技術交流を促進していきます。

■ 日本橋ライフサイエンス拠点について

三井不動産は日本橋において、以下のライフサイエンス拠点を整備しています。

LINK-J 設立記念シンポジウムを実施
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