「横浜・LINK-Jライフサイエンス・ラウンジ＠NYC」を開設
東京・日本橋と大阪を拠点にライフサイエンス領域において人的交流・技術交流を促進し、シーズやアイデアの事業化を支援する、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン（本社：東京都中央区日本橋室町、理事長：岡野栄之、以下「LINK-J」）は、横浜市米州事務所（米国ニューヨーク）とライフサイエンス分野における協業を開始し、10月6日には横浜市米州事務所内に、「横浜・LINK-Jライフサイエンス・ラウンジ＠NYC」（以下「ラウンジ」）を開設いたしました。
（写真右）横浜・LINK-J ライフサイエンス・ラウンジ＠NYC
横浜市とLINK-Jは、2019年8月にライフサイエンス領域に関する相互連携の覚書（以下「覚書」）を締結しており、ライフサイエンス関連のイベントにおける協力や情報発信において連携してきました。このたび、連携の具体的活動の一つとして、米国のライフサイエンスビジネスに関する最新情報と交流の場を提供するラウンジを開設し、ライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進していきます。
横浜市米州事務所では、横浜市の企業に会議室やテンポラリーデスクの貸出を行うなど、ライフサイエンス・スタートアップ等の米国市場進出を支援してきました。この度、LINK-JおよびLINK-J特別会員もラウンジを一時利用することができるようになり（要予約）、ミーティングスペースの提供だけでなく、米国市場への進出を目指す他企業や現地で活躍する日本人専門家との交流の場としてご利用いただけます。
さらにラウンジでは、ライフサイエンスをテーマにしたセミナー等のイベントも開催し、米国のライフサイエンスやビジネスの最新情報を提供します。東海岸に位置することから、NYやその近郊に加えて、ボストンの情報も提供する予定です。イベントは日本でもオンラインで視聴が可能となっており、第一弾として、日本時間の12月16日朝（NY時間15日夜）に、協業開始を記念したセミナー「（仮題）米国の最新ライフサイエンス事情～創薬のトレンドやVCの活動を中心に～」をNYからライブでお送りすることが決定いたしました。セミナーの詳細については、決まり次第、改めてお知らせいたします。
ラウンジの開設について、横浜市米州事務所 所長の赤岡 謙 氏は、次のように述べています。「横浜市米州事務所では、横浜市の企業の米国進出や海外企業の誘致を行っており、そのためには米国内外とのネットワークや情報の収集・発信が重要です。ライフサイエンスは今後の成長が見込まれる分野であり、この度のLINK-Jとの連携により、様々な情報を集約し提供することが私共の目的達成に資すると確信しています。今回の取り組みが、横浜ひいては日本のライフサイエンス・エコシステムに貢献できるよう努めてまいります。」
LINK-J事務局長の高橋 俊一は、「横浜市とは覚書締結以降、連携を継続して参りましたが、横浜市米州事務所のご協力によりラウンジが開設されることで、更なる連携の深化が期待され、大変嬉しく思います。このラウンジを、交流拠点に加えて情報発信拠点としても活用することで、米国東海岸の最新のライフサイエンス事情を日本の皆様にお届けすることが出来るようになります。これまでLINK-Jが取り組んできた米国西海岸からの情報発信と合わせて、東西の米国のライフサイエンス・クラスターをカバーできることとなります。LINK-Jは、横浜市や横浜市米州事務所のお力も借りて、今後も、ライフサイエンス産業の発展に貢献してまいります」と述べています。
LINK-Jは今後もライフサイエンス・イノベーションの創出を促し、新たな価値の創造に貢献することで、世界のライフサイエンス産業の活性化を促進してまいります。
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン（LINK-J）について
LINK-Jは、三井不動産株式会社と産学の有志が中心となって設立した一般社団法人です。医薬関連企業が集積する東京・日本橋エリアを本拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進し、新産業創造を支援することを目的としています。医学をはじめ、理学や工学、ICTや人工知能といった新たなテクロノジーなど、あらゆる科学の複合領域であるライフサイエンス領域において、分野を超えた内外の人的交流・技術交流を促進していきます。
