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「低出生体重-非肥満型高血糖発症マウスモデルの高血糖発症機序の解明」「バイオサンプルを用いた網羅的メタボローム解析の有効性 ~悪性神経膠腫の治療標的探索を例として~」

2022年10月および2023年5月に配信し、大変ご好評をいただいた以下2つの講演を再配信いたします。

※セミナー当日までにお申込みいただくと、同内容の「見逃し配信」を期間限定でご視聴いただくことができます。

日本大学 長野伸彦先生
「低出生体重-非肥満型高血糖発症マウスモデルの高血糖発症機序の解明」

= 要 旨 =
低出生体重児の一部は、将来、顕著な肥満を伴わずに糖尿病を発症する。しかし、その発症機序は不明である。我々は、その発症機序を解明するための低出生体重-非肥満型高血糖発症マウスモデルを世界で初めて開発した(特願2020-116354)。
本講演では、開発したマウスモデルを用い、低出生体重-非肥満型高血糖発症の機序を解明するための研究について概説する。
また研究過程にて実施したメタボローム解析結果にも触れる。

自治医科大学 遠藤仁司先生
「バイオサンプルを用いた網羅的メタボローム解析の有効性
~悪性神経膠腫の治療標的探索を例として~」

= 要 旨 =
従来の培養細胞や動物実験に基づき行われてきた創薬研究に比べ、ヒト生体サンプルから開始する創薬標的探索やバイオマーカー探索は、創薬研究において非常に有用である。本WEBセミナーでは、神経膠腫の腫瘍サンプルを用いた網羅的メタボローム解析からの、悪性神経膠腫の新規治療標的の同定を実例に、培養細胞でのメタボローム解析実験と比較してヒト生体サンプルを用いた場合の利点について紹介する。
腫瘍代謝物として腫瘍を造成する2-ヒドロキシグルタル酸(2-HG)を産生するイソクエン酸脱水素酵素(IDH)変異のある腫瘍は白血病など複数あるが、神経膠腫の場合のみ、予後良好のマーカーであると知られている。本研究では、腫瘍サンプルを用いた網羅的メタボローム解析を行い、IDH変異のある良性神経膠腫と変異のない悪性神経膠腫を比較解析した。機械学習の一手法であるランダムフォレストなどを活用して、悪性神経膠腫の新規治療標的となりうる標的酵素を同定した。本標的は細胞実験では得られない新規の創薬標的である。ヒト生体サンプルの利活用から創薬標的探索や創薬を促進するバイオマーカー探索について実例を示す。

日時 2024年4月17日(水)14:00~15:45

会場
ウェビナー(Zoom)
詳細・参加申込

(外部サイトが開きます)

参加費

無料

定員

300名 ※ご参加には事前登録が必要です。先着順となりますのでご了承ください。

主催

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社

お問い合わせ先

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社 セミナー窓口 hmt_seminar@humanmetabolome.com

日時 2024年4月17日(水)14:00~15:45

会場
ウェビナー(Zoom)
詳細・参加申込

(外部サイトが開きます)

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