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投稿日:2022年09月14日投稿者:五稜化薬株式会社

五稜化薬株式会社 ナビゲーションドラッグ(カルパインプローブ)を使った精密医療の確立へ ~眼科領域でのコンパニオン診断薬開発に関する千寿製薬への独占ライセンス契約の基本合意を締結~

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五稜化薬株式会社(本社:札幌市、代表取締役CEO:丸山健一、以下「当社」)は、かねてより千寿製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:吉田周平、以下「千寿製薬」)との間で、当社の技術に基づく医療用診断薬(本件製品)の研究開発に係る協業可能性を協議、検討してまいりました。 その結果、令和4年9月13日付けで、その事業化に関する基本的な事項について合意に達し、基本合意書を締結しましたのでご報告いたします。

本合意は、千寿製薬が、眼科領域における神経保護薬として開発しているカルパイン(注1)阻害剤に対して、当社のカルパイン活性検出蛍光プローブ(注2)をコンパニオン診断薬として開発・事業化できる枠組みを対象としています。

眼科領域には、既存治療では進行が抑制できず失明を回避し難い、アンメットメディカルニーズが広く存在します。その一つが網膜神経節細胞死による視機能障害であり、病態の進行を抑制できる神経保護薬による治療方法の確立は、革新的治療をもたらすアプローチとして期待されています。

千寿製薬は世界に先駆け、眼科領域における神経保護薬としてカルパイン阻害薬を、また、当社はカルパイン活性を検出する蛍光プローブを開発しております。本合意により、この蛍光プローブを使い、多様な因子が疾患の原因である網膜疾患の患者さんの中からカルパイン阻害薬が奏功する患者さんを層別化することを可能にするコンパニオン診断薬の開発を通して、精密医療を確立させることは、アンメットニーズの解消に繋がるものと考えております。また、本技術は、産学連携で生まれた我が国発の革新的な技術で、世界に先駆け、カルパイン活性化を標的とした精密医療を確立することを可能にするものであり、社会的意義も極めて大きいものと考えております。

注1) カルパイン:細胞死を誘導する酵素であり、神経保護治療の有力な標的分子とされています
注2) 蛍光プローブ:ある特定の標的分子と反応することでその構造が変化して、 強い蛍光を発したり、蛍光の色調が変化したりする機能性分子の総称です

基本合意の主な内容は次のとおりです。
(1) 権利:本件製品に係る知財(特許)の独占的通常実施権の許諾
(研究、開発、製造、使用、販売)
(2) 用途:カルパインが原因である眼科疾患の診断及び治療のためのコンパニオン診断薬
(3) 地域:グローバル(全世界)

参考資料

お問い合わせ先

五稜化薬株式会社 担当:中塚琢磨 TEL:011-624-5860 または 080-8442-7062 E-Mail :nakatsuka@goryochemical.com

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