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投稿日:2023年09月12日投稿者:TXP Medical株式会社

メディカル・データ・ビジョンと業務提携 国内最大規模の診療データベースと連携しさらなる医療データ利活用を促進へ

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医療データを活用して医療の質向上と効率化を目指すTXP Medical株式会社(東京都千代田区 、代表取締役・医師:園生智弘、以下「TXP Medical」)と、国内最大規模の診療データベース(DB)を保有するメディカル・データ・ビジョン株式会社(同、代表取締役社長:岩崎博之、以下「MDV」)は、業務提携に基本合意したのでお知らせいたします。業務提携により、TXP Medicalの大病院の救急をはじめとした全診療領域のDBと、MDVの診療DBを組み合わせるなどして、製薬会社やアカデミアなどのデータ利活用を促進していきます。

【業務提携の内容】
業務提携により、両社のデータの利活用や製品・サービスの拡販のために営業・販売リソースを共有、クロスセル・共同提案をすることにより、顧客企業へのさらなる価値提供をします。また、今後両社で連携を通じ、治験を中心とした臨床研究の領域におけるサービス開発を目指します。

【メディカル・データ・ビジョンのデータの特長】
MDVはオープンアライアンス戦略のもと、昨年5月に株式会社ディー・エヌ・エーと業務提携をし、両社で蓄積してきたDBを連携させることで、一段と厚みのある保険者DBを構築しました。従来のDBに健康保険組合データが一層上乗せされ、国民健康保険加入者、後期高齢者のデータも加わりました。その結果、利活用可能なDBの実患者数は、MDVの従来からのある病院データで4,472万人(2023年8月末)、保険者データは1,952万人(同)となっています。

【TXP Medicalの事業とデータの特長】
TXP Medicalは、「医療データで命を救う。」を理念に掲げ、各地の中核病院を主要ターゲットとした救急医療情報システム「NEXT Stage ER」を全国展開しています。本システムは現在、全国69施設(2023年9月現在)に導入され、救命救急センター指定のある大学病院におけるシェアは約40%です。病院との間で救急医療データと電子カルテデータを、臨床試験(治験)や臨床研究目的で二次利用する許諾を得ています。二次利用許諾取得は急ピッチで進行しており、24年3月末までに30施設以上からの許諾を得ることを目指しています。
TXP Medicalはこれらの施設を中心に、大量のデータを時系列に整理し、データ分析に活用できる情報基盤を構築しています。活用可能な検査値項目が800以上あり、多施設間でデータが標準化されている点が特長です。TXP Medicalの園生代表取締役医師
は「日本有数のカバレッジを持つMDVの幅広くかつ豊富なデータと、平均病床数700床以上の地域中核病院の診療実態を詳細に把握できる当社データ、互いのデータの強みを生かした"T型"医療データベースモデルは、製薬会社やアカデミアのデータベース研究において唯一かつ、究極のソリューションになる」と語っています。

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お問い合わせ先

TXP Medical株式会社 広報担当 https://txpmedical.jp/contact
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