産官学創薬スクール「神経疾患に対する創薬トランスレーショナルリサーチを学ぶ」

日本神経学会は、アカデミア（日本神経学会員）、産業界（製薬企業、バイオテク企業、ベンチャー企業等）、行政関係者（省庁、AMED、JST等）を対象として、神経疾患に対する創薬トランスレーショナルリサーチの教育プログラムとして、2018年8月25～26日に第1回サマースクール、2019年8月24日に第2回サマースクール、また関連するシンポジウムを2019年5月24日と2020年8月31日の日本神経学会学術大会で実施致しました。

これらの教育機会では、創薬の実例紹介に加え、オープンイノベーション、知的財産、利益相反、医療系ベンチャーなどの基礎知識の教育講演、グローバル創薬の方向性についての特別講演、神経疾患に対する創薬に向けた産官学連携のあり方をテーマとしたパネルディスカッション、またアカデミア発のシーズと企業のニーズをマッチングする「AMEDぷらっと」のデモンストレーションの場としてのワークショップ（創薬塾）を実施致しました。さらに、参加者全員の自己紹介や名刺交換会、懇親会にて、参加者同士の交流を促進致しました。

今回の第3回のスクールは、「産官学創薬スクール」と称し、今般の新型コロナウイルス感染症の広がりを踏まえ、教育講演及びトピックス講演（AIやDigital Healthを活用した創薬の取り組み紹介）の講演会を、オンラインにて開催する方針となりました。参加費は無料です。

本スクールに興味のある方におきましては、奮ってご参加いただければと存じます。プログラムの詳細についての情報、及び参加のお申込みは下記URLよりお願い致します。皆様のご参加を心よりお待ち致しております。

日時：2021年1月22日（金）16:00～19:00

会場：

オンライン開催（Zoomを想定）

参加申込（要事前登録）

（外部サイトが開きます）

参加登録完了後に受付完了をお知らせするメールが自動送信されますので、必ず受信可能なメールアドレスを登録して下さい。

プログラム

16:00～16:05　Opening Remarks（横田隆徳教授）

【教育講演】座長：望月秀樹教授
16:05～16:20　創薬開発のポイント（日本製薬工業協会研究開発委員会専門副委員長、産学官連携部会副部会長　池森恵様）
16:20～16:40　アカデミアの産学連携の実例1　（東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科脳神経病態学分野（脳神経内科）教授横田隆徳先生、同　産学連携研究センター長、オープンイノベーション機構副機構長、教授飯田香緒里先生）
16:40～17:00　アカデミアの産学連携の実例2（名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学教授勝野雅央先生）
17:00～17:20　製薬企業の取り組み1：iPS細胞による創薬戦略（武田薬品工業株式会社 T-CiRA ディスカバリーヘッド梶井靖様）
17:20～17:40　製薬企業の取り組み2：抗体医薬による創薬戦略（第一三共株式会社研究開発本部研究統括部長　高橋亘様）
17:40～17:55　神経疾患の研究開発推進の方向性（日本医療研究開発機構疾患基礎研究事業部疾患基礎研究課課長　宮川昭二様）

【トピックス講演】座長：勝野　雅央教授
17:55～18:15　AIを活用した創薬の取り組み1（名古屋大学大学院創薬科学研究科細胞分子情報学分野准教授加藤竜司先生）
18:15～18:35　AIを活用した創薬の取り組み2（国立がん研究センター研究所がん分子修飾制御学分野分野長浜本隆二先生）
18:35～18:55　Digital Healthを活用した創薬の取り組み（ヤンセンファーマ株式会社研究開発本部クリニカルサイエンス統括部
エクスターナルコラボレーションエンドポートフォリオマネジメント部部長寺尾寧子様）

18:55～19:00　Closing Remarks（勝野雅央教授）