生成AIの登場によりAIの進化は20年以上加速して、汎用性AI(Artificial General Intelligence)が10年以内に登場するといわれており、我々はこれまでの常識や固定観念に挑戦して新しい医療のパラダイムシフトを探求する必要に迫られています。そのためには医療以外の分野との異種融合を実現させ、デジタルネイティブ世代やα世代とともに次世代医療を創出することが必要です。まさに一人の中に複数の分野を横断する知識と経験が求められる時代が到来しました。このような新時代で活躍できる医療人材が日本国内でもっともっと必要であると思い、全国の方々を対象に本プロジェクトを2021年に立ち上げました。
本プロジェクトは、AIやICTをはじめとする最新技術を活用して、日本の次世代医療の実現に貢献できる人材を育成することを目的としております。これまでの3年間で約2000名の登録者、のべ20,054名のセミナー参加者がおり、ディープラーニング協会様、川崎市様、川崎市産業振興財団様など多彩な団体のご後援や企業からのご協賛を受けることができました。①テクノロジーを学ぶための医療AIセミナーやデータサイエンス講座、②各領域の第一人者の方々にご登壇頂いている医療人2030育成プログラム、③応募選抜制の個別の想いを実現させるMIRAI(Medical InnovatoRwith AI and ICT)があり、多岐にわたるプログラムを開催し、参加者からも高い評価を頂き、大変な充実したプログラムであったと自負しております。
今年度の挑戦は、これまで以上に”明確なアウトプットを目指す”ことをテーマに、完全WEBからREAL形式への移行により、リアルなコミュニケーションを促し、著名な講師の先生方と参加者のネットワーク強化、進歩激しい生成AIの活用ワークショップの実施、それを実現させるための広報・ブランディング戦略を進めています。
これらの挑戦は、まさに未来の医療を担う次世代の医療人材に向けた革新的な取り組みであり、幸いなことに多くの期待を集めています。
皆様のご参加をお待ちしています。
なお、本プロジェクトは、下記の【Basic】【Core】【Empower】の3つのプログラムで構成されています。このサイトは【Basic】医療AI最新事情の募集案内となります。
※随時申し込み可
プログラム
Basic 医療AI最新事情
※過去の医療AIセミナー、医療データサイエンス講座、医療×生成系AI活用講座はアーカイブ動画で視聴できます。
回 | 開催日 | タイトル |
1 | 10月15日(火) | 小林泰之先生と話そう!「今時、生成AIを使いこなしていない人なんているんですか?」 |
2 | 11月12日(火) | 稲森瑠星先生と話そう!「マルチモーダルAIの概要と医療におけるマルチモーダルAIの応用(仮)」 |
3 | 12月10日(火) | 蛭田興明先生と話そう!「医療現場を変革する音声認識技術:基礎から最前線の研究成果および社会実装事例まで解説」 |
4 | 1月14日(火) | 石橋麻希先生と話そう!「リハビリテーションで生成AIを使いこなす(仮)」 |
5 | 2月4日(火) | 髙屋英知先生と話そう!「医療AI論文の漁り方・MICCAI 2024レビュー」 |
6 | 3月11日(火) | 平原大助先生と話そう!「Difyで自分のための生成AIを作ろう!」 |
7 | 3月18日(火) | 原口貴史先生と話そう! |
講師陣(登壇順):
聖マリアンナ医科大学 大学院医療情報処理技術応用研究分野 教授 小林泰之
東北大学 大学院医学系研究科 保健学専攻 博士課程 画像診断学分野 稲森瑠星
聖マリアンナ医科大学 大学院医療情報処理技術応用研究分野 研究技術員 蛭田興明
聖マリアンナ医科大学 大学院医療情報処理技術応用研究分野 研究技術員 石橋麻希
聖マリアンナ医科大学 大学院医療情報処理技術応用研究分野 研究技術員(東北大学病院 Smart Hospital推進室 AI Lab 助手) 高屋英知
聖マリアンナ医科大学 大学院医療情報処理技術応用研究分野 研究技術員(原田学園 経営企画室 人工知能教育・研究開発チーム) 平原大助
聖マリアンナ医科大学 先端生体画像情報研究講座 助教 原口貴史
参加費
ライブでのご参加は無料
定員
最大500名
主催
主催: 聖マリアンナ医科大学デジタルヘルス共創センター、大学院医学研究科 医療情報処理技術応用研究分野
後援:LINK-J
お問い合わせ先
未来の医療を創る”医療人2030”育成プロジェクト事務局 〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1 聖マリアンナ医科大学 デジタルヘルス共創センター(DHCC)内 TEL:044-977-8111(大学代表) MAIL:medical-innovator-001@marianna-u.ac.jp