開発初期段階から製品ライフサイクル全体にわたるインシリコモデリングは、医薬品開発を効率化し、試行錯誤的な実験手法に伴うリスクを軽減します。この技術の可能性を最大限に引き出すには、インシリコ戦略の慎重な選択と適用、そしてデータから最も価値のある洞察を解釈し、導き出す方法について、十分な理解が必要です。このアプローチには、いくつかの主要な利点があります。
イノベーションプロセスの加速:特性を規定する相互作用への理解を深める。
研究開発コストの削減:候補物質の「仮想スクリーニング」を活用することで、実験の回数を最小限に抑えることが可能。
研究開発効率の向上:自動化とベストプラクティスの共有により、付加価値のないタスクを削減することが可能。
データに基づく意思決定の促進:強力なケミカルインフォマティクスで実験室での実験を補完することが可能。
ウェビナーシリーズでは、2つの異なる分子モデリング環境をご紹介します。両ウェビナーは独立してご参加いただけますが、両方参加いただくことで分子モデリング技術の全体像がより明確になります。創薬におけるモデリング活用を一歩進めたい方に最適な機会です。
開催概要
主催:メディデータ・ソリューションズ株式会社
開催形式:オンライン※翌日からオンデマンド視聴可能
参加費:無料
【Webinar 1】
分子モデリングによる医薬品の多形、形態、結晶化の理論的根拠
開催日:6月17日(火)14:00~15:00
【Webinar 2】
溶解性、共結晶形成、ドラッグデリバリーの理論的根拠に対する熱力学的アプローチ
開催日:6月24日(火)14:00~15:00
*競合にあたる企業様からのご参加についてはお断りさせていただきます。
登壇者
アブジット チャトパデイアイ
BIOVIAインダストリー・プロセスコンサルタント 本部長
ダッソー・システムズ株式会社

1992年、インドのBurdwan大学でPh.D.(物理分析化学)を取得。 カリフォルニア大学サンタバーバラ校およびCNRSモンプリエ校でのポスドク研究を経て、インドのプネにある国立化学研究所に入社。
その後、1995年に東北大学客員准教授として来日し、2004年まで独立行政法人産業技術総合研究所(AIST)の主任研究員を務めた後、ダッソー・システムズに入社。現在は、アジア太平洋地域の技術チームの本部長として、グローバルな役割を担っている。
ピアレビュー誌に125本の研究論文を発表し、書籍では数章を執筆。 また、政府のプロジェクトに参加したほか、さまざまな民間企業のプロジェクトリーダーとして、科学的知見に基づいたエンタープライズプラットフォームを用いて、マルチスケールモデリングやデータサイエンスと組み合わせた新しい機能性材料の開発にも取り組んでいる。
参加費
無料(事前登録制)
定員
200名 先着順
主催
主催:メディデータ・ソリューションズ株式会社
お問い合わせ先
<<セミナーに関するお問い合わせ>>
メディデータ・ソリューションズ株式会社 マーケティング部
Medidata.Japan-Marketing@3ds.com