【積水メディカル】Radio Receptor Assay (RRA) についての基礎

積水メディカルは、医薬品開発をトータルでサポートするCROです。

探索から臨床薬物動態試験まで幅広い試験のラインアップを取り揃えております。

https://asset.lmsg.jp/pdf/web/viewer?t=10791&f=SEKISUI_ja_A4_0716.pdf_lfpdf

弊社では、創薬を行う企業やアカデミアの皆様を対象に、毎月、医薬品開発に役立つセミナーをお届けしています。

９月はin vitro 薬理試験についての基礎セミナーをLIVEで開催いたします。

演題   ：　Radio Receptor Assay (RRA) についての基礎

演者　：　山根　正敬（積水メディカル株式会社 創薬支援センター）

要旨　：

Radio Receptor Assay (RRA) は、放射性標識したリガンドと受容体との結合反応（競合反応）を利用し、被験物質の結合能を評価する測定系です。被験物質の結合能評価に加え、IC50値やKi値の算出、アゴニスト・アンタゴニスト作用の評価にも用いられています。また、複数の受容体（パネル）に対する被験物質の結合能を評価することにより、副次的な効果（オフターゲット）を発見する一助にもなりえます。更に、評価したい被験物質の放射性標識体（3H体や125I体）をカスタム合成することにより、委託者様の被験物質で評価系を構築することも可能です。

そこで、今回のセミナーでは、当社の放射性標識リガンドを使用した評価手法の基本的な内容と実例を含めた新規測定系の構築の流れについてご紹介いたします。