医薬品製造プロセス最適化サービスを提供するAuxilartでは、このたび、医薬品の製造プロセスにおけるシミュレーション技術の実践活用をテーマとした初心者向けの技術講習会を開催いたします。
近年、医薬品業界では開発コストの増大や規制要件の高度化を背景に、従来の試行錯誤に頼ったプロセス開発を見直す動きが加速しています。そこで注目されているのが、コンピュータ上のシミュレーション(モデリング)を活用して効率的にプロセスを設計・最適化する手法です。
「モデリング」とは、製造プロセスで起こる物理的・化学的な現象を数式で表現し、コンピュータ上でシミュレーションするアプローチです。製造条件を変えたときに品質や収率がどう変化するかを、実験前に予測することができます。中でも、自然科学の法則に基づいて構築される「Mechanistic Model(メカニスティックモデル)」は、少ないデータでも高い予測精度を発揮し、スケールアップにも柔軟に対応できることから、化学工業では数十年にわたって活用されてきました。医薬品製造の領域ではまだ普及途上ですが、バイオ医薬品や再生医療など製造プロセスが複雑化するなかで、その重要性は急速に高まっています。
弊社では、こうした潮流を踏まえ、Mechanistic Modelingの基礎からPythonを用いた実践演習まで、体系的に学んでいただける機会をご用意しました。
本技術講習会では、低分子医薬品の製造プロセスを例としながら、実際のPython環境を用いた実演・演習を通じて、「どのように製造パラメータを最適化すべきか?」といった課題に対し、どう取り組むべきなのかをワーク形式で体感していただきます。ご興味があれば是非お申し込みください。
※当日はご自身のPCで、Google ColabもしくはPython環境を使っていただきます。
事前準備についてはお申し込み後にご連絡予定です。
※本講習会は昨年7月に開催した技術講習会の内容を改訂・一部コンテンツを追加したものです。
■ 対象
- コーディングや数理モデリングについて初心者の方
- デジタル技術に関心のある方
- AI技術の得意/不得意や、それと異なるMechanisic modelingの技術について知りたい方
- 既に取り組みを始めているが、さらなる活用方法を模索されている方
- 既存手法 (DoEなど) と何が異なるのか、何が利点なのか知りたい方
など、幅広い層の皆様にご参加いただけます。
■ 開催概要
日時:4月17日(金)10:00~18:00(懇親会含む)
費用:50,000円
※参加希望者多数の場合は、参加いただくことができない場合もございます。ご了承ください。
※お支払いの詳細については、4月10日(金)までに順次ご案内させていただきます。(請求書/領収書について対応可能です)
※お支払い期限は4月30日(木)です。
日時: 2026年4月17日 (金) 10:00~18:00 (開場 9:45)
日本橋ライフサイエンスビルディング(〒103-0023 中央区日本橋本町2丁目3-11)アクセス
※詳細は別途お申し込み後にご連絡いたします。
(外部サイトが開きます)
申込締切
登壇者

株式会社Auxilart・技術顧問
東京大学大学院工学系研究科
化学システム工学専攻
教授 杉山弘和
2001年東京大学工学部化学システム工学科卒業、2003年同大学院工学系研究科化学システム工学専攻修士課程修了、2007年ETH Zurich, Institute for Chemical and Bioengineeringにて博士号取得。同年、スイスの製薬会社F. Hoffmann-La Rocheに入社し、バイオ医薬品注射剤新工場の立ち上げと実生産に従事。2013年東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻准教授に着任し、以来、医薬品製造プロセスの設計・運転に関する研究に取り組む。2021年より現職。

株式会社Auxilart・技術顧問
東京大学大学院工学系研究科
化学システム工学専攻
助教 林 勇佑
京都大学工学部工業化学科にて「金属の水素吸蔵過程の速度論的解析」に関する研究で学士号を取得後、東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻に進学。「ヒトiPS細胞の凍結保存プロセス設計」に関する研究で博士号を取得。その後、同専攻の助教に着任し、「単位操作としての細胞凍結保存に関する学理の構築」に従事しながら、株式会社Auxilart・技術顧問を兼務。化学工学的モデリングの素晴らしさを伝える活動に日々邁進。
主催
株式会社Auxilart
お問い合わせ先
技術講習会事務局
information@auxilart.com