一般社団法人首都圏ARコンソーシアム(MARC)・学校法人慶應義塾 橋渡し研究支援機関 共催シンポジウム「アカデミア発スタートアップ・異分野融合への期待 ～産官学それぞれの立場から～」

首都圏ARコンソーシアム（以下、MARC）と学校法人慶應義塾 橋渡し研究支援機関（※）との共催で、橋渡し研究・臨床開発における国策として重要な位置付けにある異分野連携・スタートアップに焦点をあてたシンポジウムを開催します。
研究者や研究支援者、ベンチャー企業、投資家、またfunding agencyなどのさまざまな視点からご意見をいただき、学びの場にとどまらず、新しいシーズのアイディアを創出する交流の場として活用いただければ幸いです。
会場では、慶應義塾における公募や橋渡し研究支援の内容などの個別相談の場も設けております。
シンポジウム後の意見交換会では、登壇者の先生方をはじめ、様々な立場から意見交換・情報交換を行います。
所属機関を問わず、どなたでも参加いただけますので、スタートアップや異分野連携に関心がある研究者の方々はもちろん、研究者・研究支援者・企業の方々・起業家の方々など、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

※学校法人慶應義塾は橋渡し研究支援機関として、令和6年度に「AMED橋渡し研究プログラム（大学発医療系スタートアップ支援プログラム）」の採択を受け、機関内外のスタートアップ支援を担っているほか、令和7年度「橋渡し研究プログラム（異分野融合型研究開発推進支援事業）」の採択も受けており、医歯薬系以外の分野から医療応用を目指す研究課題の発掘・選定・支援に携わっています。
一方、2017年1月に橋渡し拠点として設立した「首都圏ARコンソーシアム（以下、MARC）」では、首都圏に集積するアカデミアの優れた研究成果をもとに、革新的な医療技術や医薬品・医療機器を効率的かつ持続的に創出し、各大学が有する機能を活用した非臨床・臨床一体型の橋渡し研究支援体制と、それに関わる人材の育成と交流、情報共有が可能な体制構築を目的として、シンポジウムや研修会、シーズ発表会の開催など、様々な活動を行っています。2017年1月に発足し、社会的信用の増大、運営体制の明確化並びにコンプライアンス対応を進めるため、2022年4月に法人化しました。（https://marc-med.org/）

第6回一般社団法人首都圏ARコンソーシアムシンポジウム
「アカデミア発スタートアップ・異分野融合への期待 ～産官学それぞれの立場から～」

プログラム

13:30 開会挨拶
慶應義塾大学病院　臨床研究推進センター　センター長　金子祐子先生
文部科学省　研究振興局　ライフサイエンス課　課長　倉田佳奈江先生

第一部　座長：慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター ネットワーク支援部門長 松木絵里先生
13:40 事業紹介1　AMED「大学発医療系スタートアップ支援プログラム」PS　久保庭均先生
14:00 事業紹介2　慶應義塾大学病院　臨床研究推進センター　副センター長　許斐健二先生
14:10 特別講演1　株式会社Link & Innovation　代表取締役/DICT創設者・代表　山本晋也先生
14:30 特別講演2　株式会社エヌビィー健康研究所　創業者兼代表取締役　高山喜好先生

14:50 パネルディスカッション「本邦におけるアカデミア発SUの現状と期待」
座長：藤田医科大学　橋渡し研究シーズ探索センター　センター長　佐谷秀行先生
座長： 慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター ネットワーク支援部門 部門長　松木絵里先生
パネリスト：
　文部科学省　研究振興局　ライフサイエンス課　課長　倉田佳奈江先生
 　AMED「大学発医療系スタートアップ支援プログラム」PO 島﨑誠先生
 　慶應義塾大学イノベーション推進本部　スタートアップ部門　部門長　新堂信昭先生
 　Diamond Medino Capital株式会社　CEO　長谷部光泉先生
 　株式会社Link & Innovation　代表取締役 / DICT創設者・代表　山本晋也先生
 　株式会社エヌビィー健康研究所　創業者兼代表取締役　高山喜好先生

15:20 休憩
第二部　座長：慶應義塾大学病院　臨床研究推進センター　副センター長　許斐健二先生
15:30 研究成果発表1　株式会社レストアビジョン　代表取締役社長CEO　堅田侑作先生
15:45 研究成果発表2　株式会社SMILE CURVE　代表取締役　野口昌克先生
16:00 研究成果発表2　慶應義塾大学理工学部　機械工学科　教授　尾上弘晃先生
16:10 閉会挨拶 首都圏ARコンソーシアム　代表理事　千本松孝明先生

16:30 意見交換会

＊13:30～16:00 Room４にて、慶應義塾橋渡し拠点 大学発医療系スタートアップ支援事業 / 異分野融合型研究開発推進支援事業 担当者による「個別研究相談」を随時実施