TXP Medical株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:園生智弘、以下TXP Medical)は、医療データに特化した公式noteアカウント『Medical Data Lab』にて、座談会シリーズ「ライフサイエンスの未来地図」第25弾を公開したことをお知らせいたします。
▼座談会記事はこちら
https://note.com/medical_data_lab/n/na628440d0c8e

第25回のゲストは、塩野義製薬株式会社において臨床統計、リアルワールドデータ(RWD)活用、AIを用いた解析自動化、組織横断的なデータ活用基盤の構築を牽引してきた、DX推進本部 理事 データサイエンス部長の北西由武氏です。本対談では、TXP Medical代表取締役CEOの園生智弘、Medical Data Lab所長の大角知也とともに、「AI時代におけるデータ活用の設計思想」をテーマに、目的から逆算したデータ収集、AIと人間の役割分担、データサイエンス組織のあり方、そして学習し続ける組織の構築について議論しました。
現在、製薬企業では、臨床試験、RWD研究、メディカルアフェアーズ、薬事文書作成、社内業務など、幅広い領域でAI・データ活用が進んでいます。一方で、高額なデータベースやシステムを導入した後に「このデータを何かに使えないか」と考える、手段先行型の取り組みも少なくありません。AIの性能が向上するほど、データを集めること自体ではなく、「何を明らかにし、どのような意思決定につなげるのか」を先に定め、必要なデータの種類、粒度、頻度、コンテキストを設計することが重要になります。
座談会では、情報システム部門の下部組織ではなく、データサイエンスとデータエンジニアリングを並列的に配置し、システム導入段階からデータ活用を設計する塩野義製薬の組織づくりについて紹介されました。また、2010年頃から進めてきたRWD活用、臨床試験の統計解析プログラムをAIで自動生成する「人工知能解析プログラマーシステム(AI-SAS)」、生成AIによる治験実施計画書や治験総括報告書の作成支援など、AIを実務へ組み込む具体的な取り組みについても議論が交わされました。
さらに、AIの出力を人が確認する「Human-in-the-Loop(ヒューマン・イン・ザ・ループ)」の重要性、データの意味や関係性の定義、非競争領域における技術の業界共有、全社員のデータリテラシー向上についても深く掘り下げています。「データがあるけれど何とかならないか」という相談から、「この目的に使いたいので、どのようなデータを取るべきか」という対話へ。組織がデータを使う段階から、自ら問いを立て、学び続ける段階へ進化するための実践的な示唆が共有されました。
■ 座談会の概要
テーマ:
「何ができるか」ではなく「何を実現したいか」を考える——塩野義製薬 北西由武氏と語る、AI時代に問われる、目的から逆算するデータ活用の設計思想
登壇者:
北西由武 氏(塩野義製薬株式会社 DX推進本部 理事 データサイエンス部長)
園生智弘(TXP Medical株式会社 代表取締役CEO)
大角知也(TXP Medical株式会社 医療データ事業部 戦略推進責任者/Medical Data Lab所長)
■ 主なトピック
- なぜ「情報システムの下」ではいけないのか。データ設計を"並列"にした理由
- 臨床統計家というファーストキャリアが生んだ設計思想
- 「保険請求のため」のデータが、AI時代に強くなるという逆説
- 半年かかった解析が数日に。AIが変えた"サイエンスのサイクル"
- 競合に提供。「非競争領域」という発想の転換
- 「データあるけど何とかならない?」から「こう使いたいから、どう取る?」へ
▼座談会記事はこちら
https://note.com/medical_data_lab/n/na628440d0c8e
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TXP Medicalでは今後も、『Medical Data Lab』を通じて、製薬企業・医療機関・アカデミアと共に、医療データ活用のリアルと未来を語り合う座談会シリーズを継続的に展開してまいります。
“共に考え、共に挑み、共に変革する。”
今後の連載にもぜひご期待ください。
■ Medical Data Labについて
『Medical Data Lab』は、製薬企業・医療機関・アカデミアをはじめとする、医療データに関わる多様なプレイヤーが“共に考え、共に挑み、共に変革する”ことを目的としたオープンラボです。医療データに関する実践知を共有し、次世代の研究・開発・実装を共に創出するプラットフォームを目指しています。
▼Medical Data Lab 公式note
https://note.com/medical_data_lab
▼Xアカウント開設しております。
フォローよろしくお願いいたします。
https://x.com/medicaldata_lab
【TXP Medical株式会社 - ミッション「医療データで命を救う」】
TXP Medical株式会社は、「医療データで命を救う」をミッションに掲げ、電子カルテ由来のリアルワールドデータ(RWD)の利活用を推進する医療データカンパニーです。全国50以上の大学病院・地域中核病院とデータ利活用契約を締結し、650床クラスの大病院を中心とした協力施設ネットワークを構築しています。現在、2,600万人以上の患者データをカバーし、900項目以上の標準化された検査値、豊富なカルテテキスト、ならびに「NEXT Stage」シリーズを通じて蓄積される急性期医療領域の詳細な構造化データを活用しています。
また、急性期医療、希少疾患、オンコロジーなど多様な疾患領域における課題解決を支援しています。40人以上の専門医を含むチーム体制のもと、データ分析、研究計画の策定、臨床研究支援、実態調査、治験支援、論文作成までを一気通貫で提供しており、これまでに40社以上の製薬企業・医療機器メーカーとの連携実績を有しています。
医療データホームページ:https://medical-dataservice.txpmedical.jp
サービス概要動画:https://youtu.be/8ZRGkjtX0nI?si=DR3KGTA3GupWQmF1
社名:TXP Medical株式会社
所在地:東京都千代田区神田佐久間町3丁目21番地24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 2階
代表者:代表取締役CEO 園生智弘(救急科専門医)
設立:2017年8月
事業内容:急性期医療データプラットフォーム、AI技術、RWD活用サービス
URL:https://txpmedical.jp/
お問い合わせ先
TXP Medical株式会社(担当:山本)
MAIL: medical-data-service@txpmedical.com
TEL :070-1277-0280


