Menu

人と情報の交流掲示板
The Shared bulletin board

投稿日:2023年10月30日投稿者:京都大学

全国の産官学連携を加速するマッチングシステム『Seeds-Hub』β版をリリース。社会実装を見据えた研究シーズと企業の協業ニーズを一元化・活用促進

  • twitter
  • Facebook
  • LINE

~京都大学KUMBLとAGRI SMILEおよびConvallariaを運営会員とするSeeds-Hub協議会が提供~

京都大学「医学領域」産学連携推進機構(所在地:京都府京都市左京区、以下:KUMBL)と、株式会社AGRI SMILE(本社:東京都千代田区、以下:AGRI SMILE)および株式会社Convallaria(本社:京都府京都市上京区、以下:Convallaria)はSeeds-Hub協議会を組成し、全国の産官学連携を加速するマッチングシステム『Seeds-Hub』のβ版をリリースしました。社会実装を見据えた研究シーズと企業の協業ニーズを一元化し、産学での協業ないしはアカデミア間での共同研究を促進する機能およびサービスを提供します。

Seeds-Hubにはすでに京都大学および全国の大学・研究機関から多数の研究者が参画しシーズを掲載しており、また企業からは内資企業・外資企業・ベンチャーキャピタルが会員として参画しています。現在は、創薬をはじめとするライフサイエンス領域を中心に、医学・薬学・農学・工学など多様なバックグラウンドを有する研究者のシーズを掲載しています。今後、ライフサイエンス以外の領域への拡張も予定しています。

Seeds-Hub紹介サイト:https://seedshub.agri-smile.com/
研究者向け紹介サイト:https://www.kumbl.med.kyoto-u.ac.jp/seeds-hub/


■背景

ライフサイエンスにおける日本の国際競争力の発展のためにはアカデミアにおける基礎研究力の向上が極めて重要ですが、現在、アカデミアの研究者は、ポジション獲得の困難さ、研究支援人材の不足や研究費獲得の不確実性といった数々の課題に直面しています。かかる状況下において、アカデミアの研究者同士のより強いネットワークの構築や産官との密接な連携が、こうした喫緊の課題解決につながるものと考えています。そのような場を産官学の全ての立場の方々に提供し、産官学連携を加速するための働きかけを活発に行うことで、より強いサイエンスをアカデミアから生み出し、それらを速やかに社会実装に向けて磨いていけるようなエコシステムの構築を目指したいと望み、Seeds-Hubの構想に至りました。


■Seeds-Hub サービス概要

社会実装を目指す全国のアカデミア研究シーズと、企業の協業ニーズが一元化されたマッチングシステムです。

<機能>
◯研究シーズ・協業ニーズの掲載・閲覧
 :自身の研究・事業をアピールする場
◯シーズおよびニーズへの匿名コメント
 :利害関係発生の前に、質問し回答を得ることで深掘りができる。また他者のコメントも閲覧できるので、社会実装に向けた着眼点やFAQの内容から知識を得られる
◯ダイレクトメッセージ送信
 :産学または学学での共同研究や協業などの具体的な協議が、クローズドなメッセージで可能
◯ミニセミナーへの参加・発表
 :Seeds-Hub会員を主な対象としたオンラインのミニセミナーにて、直接アピールまたは情報収集が可能

OGP_2.png


■Seeds-Hub会員の属性(2023年9月末時点)

全国の大学・研究機関の研究者が、社会実装を希望する研究シーズを掲載しています。
(一例)京都大学、東京理科大学、国立循環器病研究センター、他多数

また、企業会員としては内資製薬企業や外資製薬企業、投資家からは国内外に投資実績のある独立系ベンチャーキャピタルなどが参画しています。


■Seeds-Hubミニセミナーについて

アカデミア研究者、民間企業の研究者およびアライアンス担当者が一堂に会し、研究成果の社会実装を自分ごととして考え、またその課題と解決について考え行動する仲間を増やすことを目的に開催しています。
ミニセミナーではSeeds-Hubに研究シーズを掲載しているアカデミア研究者から、その研究成果の社会実装に向けた計画を話題提供いただき、議論を行います。

過去のミニセミナーの参加者属性は以下のとおりです。
<アカデミア>
京都大学、東北大学、名古屋大学、九州大学、筑波大学、広島大学、京都府立大学、岡山大学、山口大学、秋田大学
慶應義塾大学、東京医科歯科大学、浜松医科大学、札幌医科大学、関西医科大学、東京薬科大学、日本医科大学
医薬基盤・健康・栄養研究所
など

<民間企業>
製薬(10社以上)、化粧品、機器、不動産関連
損保会社
ベンチャーキャピタル
など

<官公庁>
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO) など

次回は11/22(火) 14時〜「皮膚バリアとアレルギーマーチ」をテーマにオンラインで開催します。
詳細はリンクをご覧いただき、ぜひお申し込みください。
次回以降の案内をご希望の方も、11/22の回にお申し込みいただくことでご案内いたします。
▼ミニセミナーお申し込み
https://forms.gle/DHk2jAMeHWDFFYyu6

◯KUMBL 特定教授 鈴木 忍 コメント
ポテンシャルの高さ故に世界中から日本のサイエンスには大きな期待があるにもかかわらず、なかなかそれが産業化につながらない実態をいかに打開すべきかにこれまで腐心してきましたが、アカデミアの研究者としてアメリカ・カナダ・日本にて基礎研究に従事したのち、15年間、産学をつなぐような活動を企業側で行ってきた経験をベースに、多くの賛同者に支えられ、この度、ようやくSeeds-Hubという舞台を産官学の方々にお示しできるようになりましたことを、大変嬉しく思います。是非多くの皆様に参画いただき、この場の使い方を一緒にアレンジしながら、アカデミアの研究力強化とそれらの社会実装に向けて邁進出来ればと祈念しています。

◯株式会社AGRI SMILE 代表取締役 中道 貴也 コメント
コロナ禍中と比較して、学会の開催は実地形式へと戻る動きが見られますが、参加者の裾野を広げるためには依然としてオンライン開催ないしハイブリッド開催が求められています。弊社のONLINE CONFではリリース以降、オンライン参加者も双方向性のあるコミュニケーションを実現できることを重視して開発を続けてまいりました。この度はその仕組みを活用して、産学間のハイブリッドな連携を推進するSeeds-Hubというシステムを開発するに至っております。大学や企業による一方向からの発信ではなく、研究者・企業がシーズを起点に双方向でつながり、学学連携や産学連携を推進、社会実装に向けた取り組みを進めるきっかけの場を提供できるよう尽力して参ります。

◯株式会社Convallaria 代表取締役 橋本 遥 コメント
これまでスタートアップ投資、および大手IT企業でのデジタルヘルス事業立ち上げに従事し、研究者・事業会社・投資家の各エコシステムを多面的に経験した知見から、スタートアップの立ち上げや大手企業での新規事業の事業戦略立案を行ってきました。サイエンスも事業化も共に専門職であるがゆえに、両エコシステム間での人および前提知識の交流が未だに低いのが現状であり、これが協業または法人化や投資を協議する現場で当事者同士の利害がいつまでも擦り合わない一因だと考えています。
Seeds-Hubはこの専門職同士の距離を縮めるものであり、サイエンスの社会実装という共通の目標に向けて産官学の協働を加速し、またこのムーブメントに関心を持ち参画する研究者や民間企業のイノベーターを増やす入り口となるよう努めてまいります。


■Seeds-Hubの参画方法
◯研究者の方へ
URLからページ末尾の [アカデミアの方はこちら] より参加登録をお願いします。
ご自身の研究シーズ掲載希望の方は、参加登録後に案内に沿ってシーズ掲載が可能です。
※参加登録、シーズ掲載はいずれも無料です。
※ご所属組織のメールアドレスでご登録ください。ご在籍の確認をメールアドレスで行い、登録承認をいたします。
https://www.kumbl.med.kyoto-u.ac.jp/seeds-hub/

◯民間企業、投資家の方へ
「Seeds-Hubの詳細説明希望」の旨を記載し、メールでご連絡ください。
お打ち合わせを設定し、ご説明させていただきます。
seedshub@agri-smile.com

◯官公庁、弁護士/弁理士など士業の方、アカデミアで産官学連携支援を行う方へ
産官学連携の推進、法務や知財面での支援の拡充、およびSeeds-Hubの発展のため、連携いただける方を募っております。
ご賛同いただける方はメールにてご連絡ください。
seedshub@agri-smile.com


■Seeds-Hub協議会について
OGP_3.png
研究シーズの社会実装に向けた大学および企業のコラボレーション創成を促すことを目的に、「Seeds-Hub」の大学・企業における認知獲得、利用促進を目的に設立しました。
本協議会は、研究シーズの発展および社会実装を自ら推進あるいは支援してきた経験を持つ会員により構成されており、アカデミアおよび企業の支援をしてまいります。

<運営会員>
京都大学「医学領域」産学連携推進機構
株式会社AGRI SMILE
株式会社Convallaria


【京都大学「医学領域」産学連携推進機構について】

京都大学「医学領域」産学連携推進機構は、京都大学医学研究科における世界的に卓越した医学研究の研究成果を広く社会に還元して、多くの疾病の診断・治療につなげ、人類の健康と福祉に貢献するために2002年に創設されました。現在は、京都大学オープンイノベーション機構との連携のもと、ライフサイエンスをはじめとする医学・ヘルスケア領域における企業との各種アライアンス支援を担っています。

設立から20年以上が経ち、アカデミアにおける研究推進や大学運営の観点からも、企業の研究開発推進や競争力強化の観点からも、産学連携を通じた研究成果の事業化の重要性が更に高まっています。今後も、京都大学から世界と伍する知を生み出し実用化する一助となれるよう、産学連携を加速する仕組み作りに取り組んでまいります。

<機構概要>
所在地:〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町53 メディカルイノベーションセンター2F
機構URL:https://www.kumbl.med.kyoto-u.ac.jp/


【株式会社AGRI SMILEについて】

AGRI SMILEは、「テクノロジーによって、産地とともに農業の未来をつくる」を経営理念に据え、豊かな経験を持つ産地と、進化を続けるサイエンステクノロジーを融合することで、環境に優しい魅力あふれる農業の実現に取り組んでいます。

国内最大規模の産地ネットワークを活かし、データサイエンス技術による農業DXソリューション、最先端バイオテクノロジーによる生産技術、産地のブランディング支援などを展開しています。また、技術創出の源泉であるアカデミアの交流を活発化するプラットフォームを提供し、社内外で技術を連携させています。今後も、産地と調和した革新的なサービスを通じて、笑顔(SMILE)のある未来を創造し続けてまいります。

<会社概要>
代表者:代表取締役社長 中道 貴也
事業内容:農産業DXサービス、脱炭素に資するバイオテクノロジーの開発及び提供
設立:2018年8月31日
所在地:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3丁目28-5 Axle御茶ノ水
会社URL:https://agri-smile.com/


【株式会社Convallaria(コンヴァラリア)について】

株式会社Convallariaは「問いを通じてWILLを研ぎ澄まし、卓越性を実現するDOerを増やす」をビジョンに、スタートアップや新規事業のリーダー(DOer)が自己の意志(WILL)に向き合いしなやかに事業をつくり推進することの当たりまえ化に取り組んでいます。

スタートアップ・大手企業・投資家としての経験とネットワークをもとに、DOerが共通して抱える課題に対処するプログラムの提供や、スタートアップへの事業戦略・資本政策の支援、および大手企業との新規事業プロデュースを行っています。

<会社概要>
代表取締役:橋本 遥
事業内容:スタートアップ支援、事業家育成プログラムの提供、新規事業プロデュース
設立:2022年3月1日
所在地:〒602-0898 京都市上京区相国寺門前町699−2
会社URL:https://convallaria.co.jp/
※社名のConvallariaはすずらんの学名(ラテン語)が由来です

お問い合わせ先

京都大学「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL) メールアドレス:application@contracts.med.kyoto-u.ac.jp

pagetop