「分散型臨床試験(DCT)」は近年注目されている臨床試験の新たな手法であり、その活用により被験者の治験参加にともなう通院負担が軽減され、参加者の募集や試験の実施を効率化することが期待されています。
株式会社AKT Healthは、2024年11月より国内におけるDCTネットワーク構築に向けた『DCTs Series』イべントを開始し、医療機関、アカデミア、各企業のDCTに携わる方々と議論を深めてまいりました。
第3弾となる今回は、7月23日(水)18時~東京日本橋にて「効率性を向上させる:デジタルソリューションによる臨床試験の効率化」をテーマに開催いたします。
製薬企業、医療機関、アカデミア、ヘルステック企業の代表者が一堂に会し、臨床試験効率化のためのデジタル技術の現状や課題、展望等についてお話しいただきます。また、イベント後半は、来場者も含めたディスカッションと、参加者同士のつながりを深めるためのネットワーキングの機会を設けています。
申込締切
※応募者多数の場合、主催者が参加可否を判断する場合がございます。また、1社で複数名お申し込みいただいた際は、調整をお願いする場合がございます。
プログラム
時間 | 内容 |
17:45 | 開場 |
18:00- 18:05 | 開会挨拶 |
18:05- 18:10 | 座長挨拶 長嶋 浩貴 氏(東京センタークリニック 理事長 院長) |
18:10- 18:30 | 基調講演「グローバル開発環境下での日本の臨床試験の効率化 – ドラッグロスを増やさないために行わなければならないこと(仮)」 佐野 俊治 氏(MSD株式会社 グローバル研究開発本部 クリニカルオペレーション領域 副本部長) |
18:30- 19:10 | パネルディスカッション モデレーター: 長嶋 浩貴 氏(東京センタークリニック 理事長 院長) パネリスト: 佐野 俊治 氏(MSD株式会社 グローバル研究開発本部 クリニカルオペレーション領域 副本部長) 小塩 篤史 氏(麗澤大学工学部 教授、株式会社Four H 代表取締役) 猪川 崇輝 氏(株式会社Buzzreach 代表取締役 CEO) 塩月 伸明 氏(株式会社AKT Health Chief Revenue Officer) |
19:10- 19:30 | Q & A |
19:30- 20:25 | ネットワーキング |
20:25- 20:30 | 閉会挨拶 |
登壇者
プロフィール | |
![]() | 佐野 俊治 氏 MSD株式会社 グローバル研究開発本部 クリニカルオペレーション領域 副本部長 1990年4月に万有製薬株式会社に入社し、臨床開発部に配属され、その後、研究開発企画室に異動し、主に研究開発本部の人員・予算計画の立案とマネジメントを担当し、さらに米国メルク社との統合、シェリング・プラウ社との統合など様々なイニシアチブのリードを務め、2015年よりはMSD株式会社グローバル研究開発本部のクリニカルオペレーション領域の責任者を務めている。また、日本製薬工業協会(製薬協)医薬品評価委員会、製薬協ドラッグラグ・ロスタスクフォース、R&D head club 治験環境改善タスクフォースワーキンググループ2、TransCelerate Japan Network など、複数の業界活動に従事している。 |
![]() | 長嶋 浩貴 氏 東京センタークリニック 理事長 院長 千葉大学医学部卒業。東京女子医科大学循環器内科入局。国立岡崎共同研究機構生理学研究所で基礎研究に従事。ハーバード大学留学から帰国後、東京女子医科大学血管研究室室長、東京ハートセンター副院長、永寿総合病院柳橋分院副院長、新宿リサーチパーククリニック院長を歴任、現在に至る。学会発表、論文発表、受賞多数。300以上の臨床試験で責任医師を務め、2017年には日本初のDecentralized Clinical Trial(DCT)に責任医師として参画。日本で最も多くのDCT実績をもつ。DCT症例経験600以上。 所属学会:日本内科学会、日本循環器学会、日本冠疾患学会、日本臨床薬理学会、日本睡眠学会 等。 |
![]() | 小塩 篤史 氏 麗澤大学工学部 教授 、 株式会社Four H 代表取締役 東京大学大学院新領域創成科学研究科 博士課程、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院 客員研究員、日本医科大学医療管理学教室 助教等を経て現職。東京大学大学院情報学環・学際情報学府 特任准教授、株式会社HYPER CUBE取締役CTOを兼任。 |
![]() | 猪川 崇輝 氏 株式会社Buzzreach 代表取締役 CEO 学生時代はデザイン・インテリア・建築を学ぶ。 ”テクノロジーの力で一人でも多く患者さんに新たな選択肢を”をミッションにプラットフォームを用いた治験全体の効率化を行い、Digital・Decentralized・Dataを活用したDROという新形態を目指す。 |
![]() | 塩月 伸明 氏 株式会社 AKT Health Chief Revenue Officer 製薬業界で20年以上にわたりMR・営業部長として活動後、IT業界に転身し、主にアナリティクスやRPA(業務自動化)の導入を支援。その後、スタートアップのコンサルティングファームにて、製薬・通信業界向けにDCT(分散型臨床試験)の構想支援を経験。ビジネス部門とデジタル領域の橋渡しを数多く経験し、現在はAKT Healthにて、リアルワールドデータや生成AIを活用したデジタルソリューションの実装と価値提供に従事している。 |
対象者
アカデミア、医療機関、製薬企業、スタートアップなど幅広い方々(分散型臨床試験や遠隔患者モニタリングに関連・関心のある方 、ヘルステック領域の研究・事業をされている方 )
参加費
無料(要登録)
定員
現地参加(定員50名)
主催
株式会社AKT Health
お問い合わせ先
DCTs Series 運営事務局