Medical Excellence JAPAN (以下MEJ) は、日本の成長戦略の柱の一つ、健康・医療の国際展開の推進という政府の方針のもとに、これを実践する中核的な組織として、2011年に設立された一般社団法人です。
設立以来、政府、医療界、医療産業界と相互協力し、国際医療協力を推進しています。これまで、会員企業・会員医療機関とともに、日本が培ってきた医療技術やサービスを新興国等へ提供することで、医療の国際化を支援してきました。今後は、政府との連携を強化し、民間主導による健康医療の国際展開を加速していくことで、日本が抱えるより本質的な課題解決に貢献していく方針です。こうした中、前理事長である笠貫宏は、グローバル化が急速に進むデジタル社会に即した事業展開、より戦略的かつ実践的な官民連携の展開をリードするビジョン・実行力・情熱を備えた次世代のリーダーが必要と考え、日本のみならず世界のグローバルヘルス政策において様々な実績を持つ渋谷健司を自らの後任に推薦し、昨年11月に渋谷健司が理事長に就任いたしました。
新体制のもと、MEJが掲げる「医療の国際展開を通じた日本経済への貢献」をより一層推進してまいります。
つきましては、渋谷から就任のご挨拶とともに、新しいMEJのVisionをお示ししたく、下記のとおり小宴を開催いたします。
どなたでもご参加いただけます。医療の国際展開にご関心がありましたら、是非、ご来臨賜りますようお願い申し上げます。
出席者 :ご来賓(関係省庁、医療関連団体、各国大使館等)、MEJ企業会員、MEJフォーラム会員、ご招待(医療関連企業、医療機関等)
ドレスコード :当日は平服でお越し下さい。
言語 :日本語のみとなり、通訳はつきません。
〈渋谷健司新理事長の略歴〉
渋谷健司(しぶや けんじ)は、ポピュレーションヘルス分野の第一人者で、東京大学とハーバード大学大学院で学位を取得し、グローバルヘルスの推進に貢献してきました。専門分野として、データに基づく医療政策、保健システムイノベーション、そして、官民連携に及んでおり、東京財団政策研究所・研究主幹として政策提言やEight Roads Ventures Japanのベンチャーパートナーとして医療産業の育成にも関わっています。WHO事務局長のシニアアドバイザーや感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)科学諮問委員として活躍、相馬市新型コロナワクチン接種メディカルセンター長としてパンデミックワクチンの取組みに貢献し、日本のグローバルヘルス政策を形作る上で重要な役割を果たしてきました。
1999年 米国ハーバード大学公衆衛生学博士号取得
2001年 世界保健機関(WHO)コーディネーター
2008年 東京大学大学院医学系研究科 国際保健政策学教室 教授
2019年 英国キングス・カレッジ・ロンドン教授、世界保健機関(WHO)事務局長シニアアドバイザー
2021年 相馬市新型コロナウイルスワクチン接種メディカルセンター長(現任)
東京財団政策研究所 研究主幹(現任)
2023年 一般社団法人Medical Excellence JAPAN専務理事就任
2023年 一般社団法人Medical Excellence JAPAN理事長(現任)
申込〆切:2024年3月15日(金)18:00まで
参加費
無料
定員
100名 ※ご参加には事前申込が必要です。先着順となりますので、ご了承ください。