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Medicen Paris Region(MPR)とMOU(提携に関する覚書)を締結

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海外8団体を含む16団体と提携、ライフサイエンス領域のハブとしての役割を拡大

日本橋を拠点に、ライフサイエンス領域において人的交流・技術交流を促進し、シーズやアイデアの事業化を支援する、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(本社:東京都中央区日本橋室町、理事長:岡野栄之、以下「LINK-J」)は、Medicen Paris Region(所在地:仏国パリ、以下「MPR」)と2月5日、ライフサイエンス領域におけるイノベーションを創出することを目的としたMOU(提携に関する覚書)を締結しました。

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LINK-J理事兼事務局長 曽山明彦(左)、Medicen Paris Region Chief Exective Officer Jessica Leygues氏(右)

Medicen.pngMPRは、フランスのパリを本拠地とする革新的な保健技術に焦点を当てたクラスターです。430を超える企業、研究センター、大学、病院、地方公共団体で構成されており、世界中に強固なネットワークを構築し、スタートアップの成長と市場への参入を支援してきました。また、革新的なプロジェクトの創出を奨励し、参画企業の公的資金・民間資金の調達をサポートするなど、欧州における最大級のライフサイエンスクラスターの一つです。

本MOUは、欧州においてMPRの活動によって生み出されるライフサイエンス・イノベーションの促進について、特に仏日間の協力関係構築を目的に締結されました。オープンなイノベーションを通して新たなビジネスチャンスを創出することを視野に入れ、今後5年間にわたり相互の協力関係を模索することで合意しており、ライフサイエンス領域の研究成果を実際のビジネスや産業へ変換することを推進します。

LINK-Jはこれまで、国内外のアカデミアや団体とライフサイエンス領域におけるイノベーション創出を目的とした提携の覚書を締結しており、今般のMPRとの提携で16例目となります。今後も、国内外のライフサイエンス団体との連携をますます拡大していくことで、ライフサイエンス領域におけるグローバルなハブとしての機能を強化してまいります。

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LINK-J理事兼事務局長の曽山明彦は、「欧州における最大級のライフサイエンスクラスターとして豊富な活動実績を持つMPRとMOUの提携に至ったことを、たいへん嬉しく思います。今後、LINK-JとMPRの交流を通じて、新たな価値の創造と支援をより一層加速させるとともに、国内外16団体となった連携先との関わりをこれまで以上に深め、ライフサイエンス業界全体の活性化に寄与してまいります」と述べています。

LINK-Jは今後もライフサイエンス・イノベーション創出を促し、ライフサイエンス産業の発展に寄与するとともに、世界の人々のライフサイエンスに関する課題解決に貢献してまいります。

Medicen Paris Region(MPR)について

MPRは、2005年1月3日に設立されたフランスのパリを本拠地とする革新的な保健技術に焦点を当てたクラスター(非営利団体)です。430を超える企業、研究センター、大学、病院、地方公共団体で構成され、生物学的診断、診断インターベンションイメージング、再生医療とバイオマテリアル、デジタル保健とトランスレーショナル医療の5つの主要分野における未来の治療法を開発するための官民のプレイヤーが集積しており、ヘルステック・イノベーションにおける卓越したネットワークを有し、欧州における最大級のライフサイエンスクラスターの一つとしての地位を確立しています。

これまでの主な実績は以下の通りです。

  • バイオテック・メドテック・デジタルヘルス分野における約500のスタートアップや中小企業、40の大企業と34のアカデミア、医療研究機関を組織・代表し、欧州最大の医療機関間のネットワークを構築
  • 2005年のクラスター発足以来、MPRによる官民のパートナーシップの構築によって、バイオテック、メドテック、デジタルヘルス領域における80もの革新的製品が上市。
  • 383のプロジェクトを認証し、210億ユーロに迫る投資と、64億ユーロもの公的資金援助を獲得
Medicen Paris Region(MPR)とMOU(提携に関する覚書)を締結
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