DCTを実施する上で、Decentralized(分散化)という言葉にライトを当てると、実際は単に分業すればよいということでなく、分担された作業が自律的に行われるかどうかという視点が非常に重要です。自律とは、自分の事は自分でやるということですが、治験や臨床研究は日常の診療や生活とは離れた作業が多いため、必ずしも容易でなく、他者の助けを要することが多くなります。一方で、DCTのように物理的な距離が生まれた場合、そのGapを埋めることが非常に困難なケースは少なくありません。昨今の生成AIをはじめとしたAIの進歩は目覚ましく、これらの活用は今後の治験/臨床研究においても必要不可欠です。今回のセミナーでは、現状の阪大病院で実施されているDCTの中で発生している事項を振り返り、そのうえで、今後、どんなテクノロジーを活用すると解決する可能性があるのかについて、探索する機会としたいと思います。
申し込み締め切り:2024年7月19日(金)
参加費
無料
主催
大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 臨床研究センター DCT/DX推進グループ
collaborated with
お問い合わせ先
大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 臨床研究センター DCT/DX推進グループ
TEL:06-6210-8290
E-mail:dctwg@dmi.med.osaka-u.ac.jp