軽井沢地域活性化プロジェクト3rd season 全プログラム終了のお知らせ　～参加学生の飛躍的成長と、広がるGifTsのさらなる可能性～

〈会場の中外製薬にて撮影した、3rd season参加者の集合写真〉

このたび、GifTs（Glocal Innovator & Future Talent society、通称ギフト）が主催する「軽井沢地域活性化プロジェクト3rd season」の全プログラムが無事終了したことをご報告いたします。本プロジェクトは、学生と社会人が7チームに分かれて協働し、軽井沢の豊かな地域資源を活用した課題解決や新たな価値創造を目指す実践型プログラムです。第3期となる今回は、約3か月間にわたり、オンラインとオフラインを組み合わせた活動を展開し、地域社会との連携強化および地域の可能性を深く探究する機会となりました。

〈軽井沢地域活性化プロジェクト3rd seasonの全プログラム〉

最終日（Day5）：各チームの振り返りと成果の共有

最終日には、各チームによる「振り返りセッション」を実施しました。軽井沢での3日間の学びや気づきを共有し、各自が地域との関わりや自己成長について言語化する貴重な時間となりました。特筆すべきは、一部のチームがアイデアの実装・事業化に向けた具体的検討を始めており、本プロジェクトの社会的インパクトの広がりが期待されます。

〈チームごとの発表の様子〉

第1期・第2期生による就活体験記のシェア

OB/OGである1st season、2nd seasonの参加学生5名を招き、自身の就職活動と地域活動の関連性について語る特別セッションを実施しました。就職活動における実践的なアドバイスに加え、「プロジェクトでの挑戦が、就職活動において良い影響を与えた」というリアルな体験談が語られました。

「好きなことは貫いた方が良いというお話に励まされた」という参加者の声もあり、官公庁や民間企業への就職を実現した先輩からの多様なキャリアパス紹介は、3rd season参加学生の将来設計において多くの気づきと示唆が得られる機会となりました。

GifTs代表によるトークセッション

〈GifTs・代表責任者の石田武浩〉

GifTs代表責任者の石田武浩（帝京大学客員研究員　公衆衛生学博士、マサチューセッツ州立大学MBA　薬剤師）による『グローバル社会で必要なのは、英語力よりマインドセット』をテーマとした講演を実施いたしました。

国際舞台での豊富な経験に基づき、「伝える姿勢」と「理解する姿勢」の重要性が語られました。講演後には英語による質疑応答も行われ、参加学生との間で活発な意見交換が展開されました。

〈GifTs・共同代表の大角知也〉

GifTs共同代表の大角知也による『キャリア構築に必要なのは戦略か？偶然か？』をテーマとした講演では、自身の豊富な経験を交えながら、計画的にキャリアを描くことの重要性と、偶然の出会いや機会を活かす柔軟性の両立について語られました。

「人生は長い、失敗は取り戻せる」という力強いメッセージには、「自分も失敗を恐れずに挑戦してみようと思った。」という声も寄せられ、参加者にとって大きな安心感と前向きな視座を提供し、多くの共感を得ました。

プロジェクト総括

〈GifTs・プログラムマネジメントチームの辻岡秀俊〉

全プログラムの締めくくりとなるクロージングセッションでは、プログラムマネジメントチームの辻岡秀俊から、「この経験が、皆さんの人生を変える最初のきっかけになれば嬉しい」と熱意あるメッセージが贈られ、参加者同士が感謝の気持ちを伝え合う時間が設けられました。約3か月にわたり苦楽を共にしたチームで、真摯な想いや労いの言葉が交わされ、会場は笑顔があふれ温かい空気に包まれました。Day1のキックオフ時と比べ、参加者たちの表情はより柔らかく、打ち解けた笑顔に。地域での実践的挑戦を通じて培われた信頼関係が、強い絆となりました。

アンケート結果：高いNPSを記録

プロジェクト終了後に実施した、本プログラム参加者51名（学生参加者35名、社会人参加者16名）からのアンケート結果では、NPS（ネットプロモータースコア、0から10の11段階の評価に基づき-100から100の間で算出）がで69.4と高評価を記録しました。参加学生からは「刺激をたくさん受けて、成長し続けることの大事さを学んだプログラムだった」「尊敬できる人が一度に沢山増えた」というコメントが寄せられました。

本プロジェクトは一区切りを迎えましたが、この経験が参加者一人ひとりの次なる一歩を後押しする原動力となることを、心より願っています。

今後も軽井沢地域活性化プロジェクトは、より多様な人材が集い、地域と共に価値創造に挑戦する場として継続してまいります。すでに4th seasonに向けた準備も進行中です。