1. 創薬が直面するボトルネック
従来のCADDは計算量の制約により大きく柔軟な分子のモデル化が困難で、経験的な力場による近似誤差という「戦略的天井」を抱えています。一方、AI駆動型創薬(AIDD)はデータ依存性が高く、未見の分子に対する予測が課題となっています。QureGenAIのQuantum AIDDは、超伝導量子コンピュータによる第一原理計算を活用し、これらの限界を突破します。

CADD / AIDD / Quantum AIDD の比較
| 評価項目 | CADD | AIDD | Quantum AIDD |
|---|---|---|---|
| 物理精度(Physical Fidelity) | + | ++ | ++++ |
| データ依存性(Data Dependency)※低いほど有利 | ++ | +++ | + |
| 新規分子への対応(Novelty Handling) | + | ++ | ++++ |
| 解釈性(Interpretability) | ++ | + | +++ |
| 電子レベルモデリング(Electronic-Level Modeling) | + | + | +++ |
| 精度とスケールの両立(Accuracy–Scale Balance) | + | ++ | +++ |
2. 技術優位性
QureGenAIの中核は、量子力学/分子力学(QM/MM)と量子コンピューティングを組み合わせたハイブリッドフレームワークです。問題領域を高精度量子ソルバーへマッピングし、変分量子アルゴリズムの設計・コンパイル・最適化、量子チップのカスタマイズ設計とエラー緩和までを一貫して実行します。

プラットフォーム構成
TyxonQ™ 量子計算エンジン
変分量子アルゴリズム設計、コンパイル・最適化、量子チップ実行、軽量誤り訂正/エラー緩和を統合した独自の量子計算エンジン。超伝導量子コンピュータ上で稼働します。

創薬クローズドループ
バイオインフォ解析・標的発見(マルチオミクス・ヒト遺伝学、独自の量子化学的検証)→ 薬物設計・最適化(新規エンティティ生成、結合親和性予測)→ 実験検証(in vitro/in vivo の有効性・毒性評価)という反復ループで創薬を推進します。
Hit → PCC 到達までの効率比較
| 従来手法 | AI/MD | Quantum AIDD | |
|---|---|---|---|
| 合成分子数(FIC成功分子まで) | 200 | 30 – 100 | 約 10 |
| 設計精度(Design Confidence / Accuracy) | 10% | 50% | 95% |
技術基盤
3. 提供サービス
| サービス | 内容 |
|---|---|
| Quantum-AIDD プラットフォームアクセス | 量子ハードウェア、50以上のAIモデル、独自データセットへのアクセスを提供。 |
| パイプライン共同開発 / ライセンシング | First-in-Classパイプラインの共同開発、および前臨床・臨床準備段階アセットのライセンス導出。 |
対応モダリティ
4. パイプライン実績
QureGenAIはFirst-in-Class(FIC)およびBest-in-Class(BIC)アセットに注力し、ウェットラボでの反復検証を経た9つのパイプラインを推進しています。「First Quantum AIDD Benchmark」および「Engineering Top 100 of 2024」選出をはじめ、国内外で10以上の受賞歴があります。
パイプライン
(Design Accuracy)
合成分子数
受賞歴
パイプライン一覧
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5. 代表的なケーススタディ
QGB-02:約30年ぶりのFirst-in-Class標的 共同研究パートナー募集中
2020年にTSP1標的を発見し、2021年にLRP1を標的とする薬物を最適化。ミノキシジルとの直接比較試験において、1/20の濃度(0.2%)で同等の有効性を確認。雌雄マウス(n = 50)で用量依存性の発毛効果が示されました。

QGCPU-03:量子計算による「水架橋」の発見
HIF2αを標的とする貧血/慢性腎臓病(CKD)向け低分子プログラム。量子コンピューティングにより水架橋(Water Bridge)を発見し、マウスにおける用量依存性の血漿EPOおよび網状赤血球の増加を実証しました。

ASO創薬:Coffin-Lowry症候群への挑戦
中枢神経系(CNS)疾患を対象とした核酸医薬プログラム。QM/MMシミュレーションを活用し、Coffin-Lowry症候群をはじめとする難治性CNS疾患に対するASO(アンチセンスオリゴヌクレオチド)の創出を進めています。

6. 会社概要
| 社名 | QureGenAI |
|---|---|
| 設立 | 2021年10月 |
| 事業内容 | 量子コンピューティング × AIによる創薬プラットフォームの開発・提供 |
| 拠点 | 蘇州(本社)/ 西安(Quantum-AIコンピューティングセンター)/ 南京(創薬化学ラボ)/ 北京(遺伝子センター) |
| 受賞・認定 | First Quantum AIDD Benchmark / Engineering Top 100 of 2024 / 国内外で10以上の受賞 |
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お問い合わせ先
株式会社アクセラレート・バイオ
Tel.03-4540-7578(代表) E-mail / info@accelerate-bio.co.jp


