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投稿日:2023年09月08日投稿者:OncoDesign Services

なぜ前臨床のがんモデルは未だに臨床で失敗するのか?

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2023年2月
Olivier DUCHAMP, Head of Translational Pharmacology Oncodesign Services

がん新薬の臨床での失敗率は依然として極めて高く、臨床試験に上った化合物の95%が薬にならない と言われます。しかし、創薬研究室や前臨床試験ではどれも有望視されていたはずです。この問題の核 心は、ある化合物が前臨床モデルにおいて優れたがん細胞殺作用を示すということが初期試験で示さ れたとしても、そのうちどれをヒトに投与した場合に同様の作用が得られるかという十分な根拠にはな らないということです。

抗がん剤候補の95%が初期臨床試験に参加した患者に副作用をも起こすだけだと分かっていながら、 このまま抗がん剤候補を臨床に上げていいのか?わずかな臨床的利益のために、多額の投資を続ける 必要があるのか?このまま何も変えず、同じ前臨床試験系で薬の候補を選び続けていていいのか?

参考資料

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安藤英広 OncoDesign Japan Office 携帯 090 9543 6208 Email: contact.japan@oncodesign-services.com HP: ods.oncodesign-services.com/japan
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