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投稿日:2024年06月14日投稿者:PwCコンサルティング合同会社

PwCコンサルティング、「製薬企業におけるトランスレーショナルリサーチの役割」レポートを公開

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PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:大竹 伸明)は4月、調査レポート「製薬企業におけるトランスレーショナルリサーチの役割」を公開しました。

近年の細胞治療や遺伝子治療に代表される新しい技術の進展は、創薬の標的となる領域の拡大、新たな診断、治療法の開発につながっていますが、このような高度化する新薬開発において求められる有効性と安全性を確立するには臨床分野と基礎研究分野の双方における適切な知見が両輪として必要となります。

トランスレーショナルリサーチ(Translational ResearchTR)は、基礎研究の成果を臨床に橋渡しする一連の研究過程で、次世代の治療法・診断法の開発における重要なアプローチとなっており、多くの製薬企業で積極的に行われるようになっています。

本稿では、製薬企業におけるTRの概要や現況をレポートし、TRが最大価値を発揮するための体制の構築、部門間連携の促進や評価方法などの方策についても考察しています。

  • TRの主要な目的は「臨床開発におけるProof of Concept (PoC)の成功確率を高めること」と定義できる
  • 実際のTRではバイオマーカー研究や薬物動態研究における重要性が強調されている
  • 製薬企業におけるTRの価値の最大化には、効果的な体制構築や適切な組織構造、部門間連携の促進が不可欠で、経営者はその環境を整える必要がある
  • 製薬企業におけるTR部門には、専門教育プログラムの実施、エキスパートの育成、十分な科学的議論の場の確保が重要である

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TRは、そのほとんどにおいて技術論が先行し、運用に関する組織論的アプローチが十分に議論されているとは言い難い状況でした。製薬企業におけるTRの実践方法は多様です。業界におけるベストプラクティスと課題を深堀りし、その知見を集約しました。
本レポートの全文はpdfでダウンロードが可能です。詳細は以下のリンクからご覧ください。

新薬開発成功への『橋渡し』
製薬企業におけるトランスレーショナルリサーチの役割
https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/thoughtleadership/translational-research.html

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