2024年度の京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻(略称:京大SPH)における国際化推進活動の一環として、Beyond2050(近未来に向けた京大全学の新たな成長戦略)と連携し、新たな取り組み「アカデミア公開討論会」を実施することになりました。
この活動は、学際的かつ長期的な視点で医療/ヘルスケアに関する社会課題の解決に貢献するグローバルな学術研究を促進・支援する新たな枠組みづくりを目指すもので、年1~2回の頻度で開催予定です。
2050年以降、人々の健康がどのようにとらえられていて、社会、技術、死生観、経済の観点からは、どのようなことが必要となるのかについて、登壇者と参加者が一緒に考えます。今後もシンポジウムを通して、みなさまと共に新たな世界を構想してまいりたく存じます。ぜひ、ご参加ください。
クリックするとPDFが開きます
44576_ext_06_0日時: 2024年11月26日(火)13:00-18:00(開場12:30 会期終了後19:30まで交流会あり)
京都大学国際科学イノベーション棟5Fシンポジウムホール
(京都市左京区吉田本町 吉田キャンパス本部構内)
(外部サイトが開きます)
プログラム
TIME SCHEDULE 司会進行[医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野・国際化推進室 講師 河野 文子] | |
13:00-13:10 | 開会挨拶「2050年以降の新しい健康の概念」とは? 医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野 同専攻国際化推進委員長 教授 中山 健夫 |
13:10-13:25 | 話題提供1ー「文化・社会と医療」 「病とともに健康に生きる」の意味を説明。社会的・文化的処方で病を治す医療から、病とともに 生きることを目的とした時の医療提供のアプローチや考え方について紹介。 医学研究科社会健康医学系専攻社会疫学分野 教授 近藤 尚己 |
13:25-13:40 | 話題提供2ー「医療DⅩ・AI」 医療機関のDX活用により、2050年に向けて、病と共に生きる人々の生活がどの様に変わるか。 充実した人生を送るために求められる技術開発・使用方法などを提言。 医学部附属病院医療情報企画部 教授 黒田 知宏 |
13:40-13:55 | 話題提供3ー「死生観とコミュニティ構築」 2040年問題や多死社会の到来を経て、2050年に向けて、病や死別などの喪失経験に直面しつつ 誰もが最期まで健康に生ききれるコミュニティをいかに構築すべきか、死生観のあり方 を踏まえて提言。 静岡社会健康医学大学院大学 教授 山崎 浩司 |
13:55-14:10 | 話題提供4ー「健康・医療と経済」 2050年の日本および世界では、医療費の抑制や効率的な活用に関連し、どのような仕組みが成り 立つかについてや、高齢者比率の増加に伴う課題などについて提言。 医学研究科 副研究科長/附属 ヘルスセキュリティセンター センター長 社会健康医学系専攻 専攻長/医療経済学分野 教授 今中 雄一 |
14:10-15:10 | サイドイベントⅠ 「健工連携事始」@linkhub SPH&工学研究科次世代学際院(iRING)によるポスターセッション* * こちらをご参照下さい。 |
15:10-16:50 | パネルディスカッション パネリスト :中山、近藤、黒田、山崎 座長:今中 |
16:50-17:00 | 閉会挨拶 Beyond2050の取り組み紹介 成長戦略本部 特定教授 石原 慶一 |
17:10-18:00 | サイドイベントⅡ グループディスカッション @linkhub |
交流会のご案内 |
[会期] グループディスカッション終了次第~19:30まで |
[会場] 本学国際科学イノベーション棟1F linkhub |
※会費の徴収は致しません。 |
対象者
一般
参加費
無料(要事前登録)
定員
200名程度
主催
[主催]京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻(SPH), 京都大学成長戦略本部
[共催]京都大学大学院工学研究科次世代学際院(iRING)-TBD-
京都大学学際融合教育研究推進センター
お問い合わせ先
kusph_beyond2050@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp