インターネットやソーシャルメディアの発展により、ビジネスや技術の情報をグローバルに発信することが以前よりも容易になりました。しかし、その一方で情報過多の時代において、効果的にターゲットとなる人々に届けることは依然として課題です。例えば、海外の投資家へのメッセージ、ビジネスパートナーを探している企業やスタートアップ、学術界でのネットワーク構築など、対象は多岐にわたります。
この課題の一因は、国際的な基準から逸脱した表現方法や、適切なメディアの選び方にあるかもしれません。本セミナーでは、英国を拠点とする2名の専門家をお迎えし、これらの課題の原因と解決方法、効果的なノウハウについて解説します。
New! また、英国大使館からライフサイエンス分野のグローバル戦略において経験豊富な有識者を招待し、講演いただきます。
セミナー終了後にはネットワーキングセッションも開催し、登壇者と参加者がグローバル展開に関する知見を深めるための交流の場をご提供いたします。
特別講演:
由良毅氏 駐日英国大使館 アジア太平洋地域 ライフサイエンス部長
基調講演:
「知識の共有とグローバルな影響力の拡大」 Martin Liu氏(LID Publishing, COO)
英語で研究成果や専門知識を発表することで、国際的な学術・ビジネスネットワークにアクセスし、共同研究者、投資家、顧客とつながる機会が広がります。英語での発信は、グローバルな認知度を高め、国際的なパートナーシップを促進し、新たな市場機会を開拓する鍵となります。翻訳には労力が伴いますが、世界的な影響力の向上というメリットはその価値を大きく上回ります。
本プレゼンテーションでは、国際的な専門家やリーダーと協力する出版社が、英語での発信がもたらす大きな利点について解説します。
【主なポイント】
- 国際的な認知度を高め、共同研究やビジネスの機会を拡大
- 英語での発信が、海外市場の開拓、外国投資の誘致、企業の評判向上にどのように貢献するかを学ぶ
- 影響力を強化し、グローバルなリーダーとしての地位を確立する方法を知る
- 英語発信の戦略的メリットについて、実践的な知見と明確な理解を得る
主催者講演:
「日本人が陥りがちなメッセージ発信や、国際標準との違い」 松永 昌之氏(BIOSPIRE株式会社CEO)
日本人が陥りがちなメッセージ発信や、国際標準との違いについて解説します。また、英国政府管轄のHarwell Campusを拠点とし、ライフサイエンス、宇宙、エネルギー、量子AIなどが交差するクラスターでの活動もご紹介します。11月に予定されているHarwell Japan Dayを通じて、リアルイベントを活用した効果的なビジネス紹介方法についても解説します。
日時: 2025年5月27日(火)15:00-18:00
日本橋ライフサイエンスビルディングハブ LSH-C会議室
【住所】中央区日本橋室町1-5-5 室町ちばぎん三井ビルディング8階(COREDO室町3) Google Mapで見る
(外部サイトが開きます)
プログラム
15:00 受付開始
15:20 開会
15:30 特別講演 由良毅氏 駐日英国大使館 アジア太平洋地域 ライフサイエンス部長
15:40 基調講演 Martin LIU氏 – LID PUBLISHING (英語)
16:30 主催者講演 松永 昌之氏 – BIOSPIRE株式会社
17:00 ネットワーキング
18:00 閉会
登壇者
Speaker:
由良毅氏 (駐日英国大使館) アジア太平洋地域 ライフサイエンス部長

Martin Liu氏(LID Publishing, COO)ロンドンの企業「LID Publishing」でCOOを務めるMartin Liu氏は、数十年にわたる出版業界での経験と多くの受賞歴を誇ります。Liu氏からは、英語メディア(本や雑誌)を介したビジネスPRの効果と課題について解説していただきます。どのようにして、専門知識、アイデア、ブランド、ストーリーをビジネス全体に効果的に伝えるか、その方法とともに、デジタル、オーディオ、書籍、雑誌など複数のチャンネルを活用する手法を紹介します。
松永 昌之氏(Biospire, CEO)Biospireの日本法人及び英国法人でCEOを務める松永昌之氏。イノベーションマネジメントの専門家であり、多くの国や地域で発案されるビジネスやピッチの評価実績を誇ります。
ファシリテータ―:

寺島 周一氏(TMC World Network) 代表を務める
参加費
無料
定員
30名 ※ご参加には事前登録が必要です。先着順となりますのでご了承ください。
主催
主催:BIOSPIRE/TMC World Network
お問い合わせ先
BIOSPIRE イベント担当 email:info@biospire-global.com