本セミナーでは、膨大な論文情報から入力した単語や文章に関連性の高い論文情報や遺伝子、疾患を即時に抽出する『仮説生成のための発見型概念検索AIシステム「KIBIT Amanogawa」』の概要と活用方法について、元基礎研究者で当システムのスペシャリストである萩原より紹介します。
今回は「LNP: lipid nanoparticle」をテーマに論文探索AIを活用します。
近年では、SARS-Cov2ウイルスに対するmRNAベースのワクチンに代表される核酸医薬の開発が加速しています。ただ、裸のRNAは免疫原性があり、酵素分解を受けやすく、細胞に取り込まれないなど課題があります。そのため、RNAなどの核酸を脂質を主成分とする直径10~1000nm程度のLNPにパッケージ化し、非ウイルス性のDDS(薬物送達システム)として利用しています。
ただ、LNPにも免疫刺激や目的外の標的へ送達、安定性など課題があり、工夫がまだ必要になっています。
今回はDDSにおけるLNPの最新知見について、デモンストレーションを通して、研究のヒントを得るための「KIBIT Amanogawa」の効果的な活用方法を紹介します。
日時: 2025年9月4日(木) 11:40~12:30 ※デモ体験会 (リアル会場のみ):2025年9月4日(木) 12:30~13:00(退出自由)
オンライン(Zoom Webinars)&リアル会場同時開催
リアル会場: 株式会社FRONTEO 品川本社 4階 AI Tech Lounge
(住所 〒108-0075 東京都港区港南2-12-23 明産高浜ビル)
(外部サイトが開きます)
・フリーアドレスをご利用の方・当社の同業者の方、ご所属先が不明な方のお申し込み等はご遠慮いただいております。当日Zoomにアクセスする際にはお申し込み時に記載した氏名・メールアドレスをZoom参加入力欄へ記載をお願いいたします。
登壇者
株式会社FRONTEO
ライフサイエンスAI事業本部
営業チーム 担当課長
萩原 啓太郎
東京科学大学在学中に国立がん研究センターでエクソソームとがん悪性化の機序を研究し、理学博士を取得。
その後、産業医科大学で助教を務め、名大ベンチャーヘルスケアシステムズCTOなど数々のベンチャーで役員として活躍。
他にもDNPやアフラック子会社のHatch Healthcareでヘルスケアに関する新規事業の立ち上げに従事し、現在ライフサイエンスAI事業本部にて医学論文探索AIシステム「KIBIT Amanogawa」事業の拡大に取り組む。
株式会社FRONTEO
ライフサイエンスAI事業本部
営業チーム
福島 英晃
2014年にシーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社へ入社。体外診断用医薬品の営業に2年間従事した後、プロダクトマネージャーおよび学術担当として約8年間にわたり業務に従事。主に、国内未導入だった新規肝線維化診断検査の臨床性能試験の設計・実施、薬事承認の取得、保険収載に向けた対応をリード。
現在はライフサイエンスAI事業本部にて、自然言語処理AI「KIBIT」を活用したAI創薬事業の拡大に取り組んでいる。
参加費
無料
主催
株式会社FRONTEO
お問い合わせ先
株式会社FRONTEO セミナー事務局 メールアドレス:Seminar_info@fronteo.com