京都大学・京大オリジナル株式会社では、ライセンスや共同研究などを通じて研究成果を社会に還元することを目的に、京大テックフォーラムを開催しています。
今回は、「こころの科学と社会をつなぐ ~京都大学「こころの科学ユニット」の研究成果とその未来~」をテーマに、”こころ”に関する研究成果として、「行動の制御を巡る心理学的検討:マシュマロテスト再考」、「知覚科学の使い方」について京大研究者にご講演いただきます。
また、心理学を社会実装する方法についてアカデミアと産業界が一緒に考える同ユニットの「産学連携コンソーシアム」の活動についてもご紹介します。こころの研究やその社会実装に興味のある方は是非ご参加ください。
※お申込み頂いた方でご希望の場合には、開催後の別日程で登壇教員との個別面談(産学連携に関するものに限定)が可能です。
申込締切:2022年2月25日(金)
(ただし、申込多数の場合、締切日前でもお断りする場合がありますので予めご了承ください。)
※オンラインセミナーは、Zoom(ウェブ会議室システム)を使用します。
※参加者はパソコンなどの端末、ネット環境が必要です。
※お申込者以外の方は視聴できませんので、予めご了承ください。
※オンラインセミナー開催2日前までにZoomへの接続情報をご登録のアドレスに電子メールにてお送りします。
プログラム
時間 | 内容 |
13:15 | 受付開始 |
13:30~13:40 | 開会挨拶 |
13:40~14:30 | 講演1 齊藤 智(京都大学大学院教育学研究科 教授) 「行動の制御を巡る心理学的検討:マシュマロテスト再考」 本講演では、セルフ・コントロールの課題として紹介されることの多いマシュマロテストを取り上げ、その開発の背景から最新の日米比較研究までを紹介し、行動の制御における学習の威力を論じる。 |
14:30~14:40 | 休憩 |
14:40~15:30 | 講演2 山本 洋紀(京都大学大学院人間・環境学研究科 助教) 「知覚科学の使い方」 知覚科学によって、製品の感性的な価値を定量化できます。さらに、進展著しい統計モデリング技術と組み合わせると、理解や予測も可能になり、ひいては、製品の設計に活かせます。この枠組みを実例を通じて概説します。 |
15:30~15:50 | 講演3 熊田 孝恒(京都大学大学院情報学研究科 教授) 「こころの科学ユニット産学連携コンソーシアムについて」 心理学を社会実装する方法について、アカデミアと産業界が一緒に考える枠組みとして、「こころの科学ユニット」が行っている「産学連携コンソーシアム」の活動を紹介。 |
15:50 | 質疑応答 |
16:00 | 閉会挨拶 |
参加費
無料
定員
100名程度
主催
後援:株式会社 TLO京都
お問い合わせ先
担当:神谷・松本
E-mail:event1@kyodai-original.co.jp