新時代の電子カルテプラットフォームから広がる、専門医への相談システムの未来

医師不足並びに医師の地域偏在・診療科偏在を解消するために「医療体制の確保」「医療の質の向上」等の課題へ取り組む医療機関・自治体の方もいらっしゃると思います。そんな中で、専門領域外の診断に悩んだり、論文では解決できない症例に困ったりして、遠方にいる専門医に相談したいと感じたことがある方は少なくないのではないでしょうか。また、専門医とつながることができたとしても、相談したい患者様について「情報共有」することは大変重要なポイントです。

本セミナーでは、全国の専門医とつながるシステムをご紹介すると共に、医療分野での情報化の観点から現場の効率化に特に効果的とされる電子カルテを導入するメリットや、実際のご利用地域の取り組み・各製品の活用方法についてお話しいたします。

講演概要

第一部　株式会社Medii
専門特化・細分化する臨床疑問や不安を解消する、
専門医相談サービス「E-コンサル」
専門領域外の診断に悩んだり、論文やガイドラインで解決できない症例に困ったりした経験はありませんか？日本全国にいる専門医の知見をオンラインで共有するMediiの取り組みをご紹介します。

第二部　PHC株式会社
忙しい医療現場を効率化する、クラウド電子カルテ「きりんカルテ」
医療分野でも情報化の観点からIT化が進む中、特に現場の効率化に「電子カルテ」が効果的とされています。電子カルテ導入によるメリットや実際の事例をもとに、クラウド電子カルテ「きりんカルテ」の活用法や取り組みをご紹介します。

第三部　PHC株式会社
あらゆる現場でいつでも簡単につながる安心を、
遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」
情報をリアルタイムで共有しながら、遠隔地にいる専門医に相談したいと感じたことはございませんか？へき地での取り組みと共に、リモート操作可能なリアルタイム遠隔医療システムをご紹介します。

講師

株式会社Medii
代表取締役医師
山田 裕揮
和歌山県和歌山市出身。和歌山県立医科大学卒業後、内科領域を中心とした研鑽のため堺市立総合医療センターで研修。膠原病領域の専門性を身に付けるため聖路加国際病院、慶應義塾大学病院で勤務。自身が難病患者として、専門医不足の課題を痛みを持って体感したため免疫難病の専門医となったものの、一人で診れる領域、地域は限られていたことに課題を感じる。患者数も限られ、医師の知見に偏りが生じている難病診療を支える仕組みを作り、日本中、世界中の難病患者に最新最適な医療が届く世界に近づけたい強い想いからMediiを創業。日本リウマチ学会専門医・指導医として臨床現場も支えている。

PHC株式会社
デジケアプロダクト部　責任者
プロダクトマネージャー Head
名取 一博
飲食店経営、複数のITメディア系企業を経て、BtoBのクラウド型SaaSであるトレタで新規事業を立ち上げ執行役員として従事。ベンチャーや大手企業にて、バックオフィスから事業開発、プロダクト開発、マーケティング等の幅広い経験を積む。ヘルスケア領域の変革を目指し2020年9月にPHC入社し2022年4月より現職。


PHC株式会社
遠隔医療ソリューション部　責任者
小暮 武男
自らの起業を含む、新規事業、新規プロジェクトの立上・運営に従事。人事支援、メンタルヘルスケア、ロボティクスなど、様々な分野で実績を積む。
直近のソフトバンクロボティクスでは業務用清掃ロボットWhizの営業責任者として市場調査、戦略立案、新規パートナー開拓、営業組織立上を推進。発売開始1年で1万台出荷、世界シェアNo.1を達成。
2021年7月より現職。

PHC株式会社
遠隔医療ソリューション部　西日本セールス担当
林 純一