【イルミナ主催ウェビナー】ビッグデータから答えを導き出す：マルチオミクス解析技術

招待講演：ビッグデータ時代の研究材料としてのバイオバンク　〜マルチオミクスとバイオバンク・ジャパン〜

ご講演者：
東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻
複雑形質ゲノム解析分野
鎌谷洋一郎先生

ご講演要旨：
ゲノムワイド関連解析（GWAS）によってありふれた疾患の感受性バリアントが多数解明されてきた。その多くは非コード領域に発見されるので、場所だけで遺伝子を特定できず、感受性遺伝子ではなく感受性バリアントと言うのである。また、GWAS結果により構築するポリジェニック・リスク・スコア（PRS）は疾患発症をある程度予測できることがわかってきた。しかしその予測精度はある程度である。マルチオミクス・データは生体の組織・細胞で起きている生命現象をゲノムと比べて直接反映する利点があるが、上に述べたことからゲノム解析の現在の限界を超え、生物学的な機能解明に繋がったり、疾患発症予測制度のさらなる向上にもつながると考えられる。バイオバンク・ジャパン（BBJ）もこの目的でマルチオミクスデータを収集開始しており、その成果を早期にデータシェアリングすることを目指しており、その取り組みを紹介する。

以下の通り、企業講演も行います。
①「マルチオミクス解析を可能にするタカラバイオの受託サービス」　タカラバイオ株式会社　猪塚彬土様
②「最新NGS技術と創薬への活用」　イルミナ株式会社　鈴木健介

皆様のご参加をお待ちしております。

日時：2024年2月7日（水）15:00-16:30

会場：

オンライン

詳細・参加申込

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