データベース(DB)研究は近年増加傾向にあり、その背景には利用可能な医療情報DBの発展が要因の一つとして挙げられます。
中でもエムスリー株式会社が独自に構築した診療情報DBであるJAMDASは、電子カルテ由来のデータを含むユニークな存在で、製薬企業におけるビッグデータ解析・DB研究で活用が進んできています。JAMDASの特長は、検査値に留まらず、電子カルテの所見欄、施設・医師の属性情報、ワクチンを含む自費診療の情報を活用できることで、今後DB研究の可能性を大きく押し広げていくことが期待されます。
一方で、使い慣れていないDBを扱う際、その特徴や限界を踏まえ、疫学を駆使して研究を進める必要があります。本ウェビナーでは、JAMDASの紹介に加えて、実際にJAMDASを利用してDB研究を行っている東京大学大学院 医学系研究科 ヘルスサービスリサーチ講座 宮脇敦士先生(公衆衛生学)の講演を実施します。さらに製薬業界のRWD活用に精通した弊社 代表取締役/医師 二宮英樹を交えたパネルディスカッションで、このDBによって実現できる研究の可能性を押し広げ、疫学の観点からDBの取り扱いと限界への現実的な対処方法について議論します。
これから電子カルテDBの活用を検討している方には、必ずお役立ちできる必見の内容となっておりますので是非ご参加ください。
※本ウェビナーは製薬企業様限定となります。製薬企業様以外からのお申し込みがあった場合は、お申込みを取り消させていただく場合がございます。予めご了承ください。
【お申し込み締め切り】
2024年3月8日(金) 17:00
プログラム
・講演①(12:00~12:05)
会社紹介(株式会社データック)
・講演②(12:05~12:30)
佐藤 太一 氏(エムスリー株式会社):「電子カルテデータの価値 ~テキストマイニングによる意味情報の抽出~」
宮脇 敦士 先生:「診療所リアルワールドエビデンスの探求:JAMDASを使った研究経験と考察」
・パネルディスカッション&質疑応答(12:30~12:55)
宮脇 敦士 先生(東京大学大学院 医学系研究科 ヘルスサービスリサーチ講座)
佐藤 太一 氏(エムスリー株式会社)
外海 実 氏(エムスリー株式会社)
二宮 英樹(株式会社データック 代表取締役/医師/データサイエンティスト)
・おわりに(12:55~13:00)
参加費
無料