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イベントレポート

2020年度 山本雄士ゼミ 第四回~全米トップクラスの医療機関から考える医療戦略の全体像~を開催(7/18)

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7月18日(土)にオンラインにて「2020年度 山本雄士ゼミ 第四回~全米トップクラスの医療機関から考える医療戦略の全体像~」を開催いたしました。(主催:山本雄士)今回のゼミでは、全米トップクラスの医療機関として高い評価を誇るクリーブランド・クリニックの強さの理由をディスカッションを通して考えました。

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ケースの紹介「Cleveland Clinic: Transformation and Growth 2015

米オハイオ州クリーブランドに拠点を置くクリーブランドクリニックは、「クリニック」という名前ですが、約1000床の本院を旗艦に、地域医療センターやプライマリケア診療所などのネットワークを擁する地域医療システムを運営しています。心臓病治療に革新をもたらした冠動脈バイパス術開発などの医学面だけでなく、その卓越したマネジメントからも注目を集め続けています。今回のゼミでは、クリーブランドクリニックについて以下のような議論を行いました。

Cleveland Clinicは何が強かったのか

Cleveland Clinicはどうして強かったのか

・そのために、Cleveland Clinicはどのように作られてきたのか

これらの問いに対して、ブランド・教育の充実度・患者第一の視点などの観点からCleveland Clinicの強さについて分析を行いました。全体として「強い組織のあり方とは何か」を中心に議論が進み、組織としての理念を持つこと、評価を行いそれをさらなる向上に繋げていくことが大切である、さらにはそれらを実行することができるトップを据えることの大切さを学んでいきました。成果を残すためには、経営上の数字を追いかけるだけではなく、理念を持ちそれをチームで共有することもまた重要であると強く実感しました。

また、今回のゼミは、通常時の会場である日本橋ライフサイエンスビルディングから配信を行い、6月に引き続き、今後の対面とオンラインの併用開催に向けた技術を実証しました。会場の都合により9月は別の場所からの配信となりますが、新型コロナウイルス感染症の流行状況などを鑑みて、可能であれば10月のゼミからオンラインと対面のゼミの併用開催を開始できればと考えております。

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次回のゼミは9/12()、引き続きオンライン開催となります。テーマとケースは現在最終検討を行なっております。詳細のリリースまで少々お待ちください。9月のご参加も心よりお待ち申し上げております。

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