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イベントレポート

2021年度 山本雄士ゼミ第2回〜「ケースディスカッションを通じて,医療の理想像を描こう!」(5/15)

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さる5/15(土)16:30-19:00に,第二回山本雄士ゼミが開催されました。
年度初のケースディスカッションとなった今回のゼミは,緊急事態宣言発令を受けて完全オンラインでの開催といたしましたが,40名を超える方々にお越しいただき,議論も非常に白熱しました!

山本ゼミ5月.jpg
(ハイブリッド開催の準備を進めております!)

3時間のディスカッションの一幕を紹介します。投稿の最後のリンクから,ご興味のある方や「復習したい!」という参加者の方向けのより詳細なレポートも是非ご覧ください!
「ケースに書かれた医療機関の目指すべき在り方」について,ブレイクアウトセッションで案を出し合ってそれを全体に還元した際のこと。「診療科間での情報共有を促進すべきだ」という案が多く聞かれたのですが,ここで山本先生より,「そもそも情報共有の問題が生じているのをは診療科が存在するせいだと考えるならであり,その構造を無意識のうちに前提として考えていてよいのないか。そもそもこの構造を壊すところから始めようという案が出てもいいのでは」という指摘が入ります。無意識のうちに,医療提供側の論理や文化に染まり,顧客である患者さんの目線で物事を見ることや,変革にあたって前提を疑うことを阻害されていたわけです。
このように,自分の考えが何かを無意識のうちに前提としていたことに気付かされてハッとし,見方の変わる瞬間は,ゼミの醍醐味であるように感じます。


【参加者の声(許可のうえ抜粋)】
● 小さなグループに分けて話をできたことで意見を言いやすかったです。
● アメリカのヘルスケアの問題に触れられてよかった。
● 医学部5年になって、医療の常識に自分が染まってきているのを自覚できました。診療科を回っていて、だいぶ違和感を感じているところがあるのですが、まずはそれを自分ごとにしようと思いました。
● 組織のあり方を変えよう、と思っても、無意識のうちに悪意なく保守派になってしまいがちである、というご指摘が非常に印象に残りました。なぜこの仕事は自分でないといけないのか、を考える一端になると考えています。
● 音質が良くなった。

詳細なレポートはこちらから!

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