今、東京日本橋にはライフサイエンス系企業に投資するベンチャーキャピタル(VC)が続々と集結し、スタートアップとVCが集積したライフサイエンスのエコシステムが産まれつつあります。 それを受けて、LINK-Jが始めた「VCと語ろう」シリーズでは、VCのキーマンをお呼びして回毎に設定したテーマに関して最新の動向や想いをお話いただきます。
第12回の今回は、「M&Aで拓く未来~医療機器・ヘルステックスタートアップのM&A戦略を経験者から聞く~」と題し、株式会社ニューロシューティカルズ 三池 信也氏、株式会社RMDパートナーズ東京 弟子丸 佳久氏、一般社団法人JMPR・代表理事、N.B. Medical(株)・代表取締役 正林 和也氏にお越しいただき、それぞれのお立場から、M&Aのリアルについて語っていただきます。
皆様奮ってご参加ください。
日時: 2025年7月11日(金)17:00-19:45(16:45開場、18:45-19:45リアルネットワーキング)
日本橋ライフサイエンスビルディング、オンライン(Zoom Webinar)
(外部サイトが開きます)
申込締切
2025年7月11日 17:00まで
リアル会場にお申込みをされた方は直接会場にお越しください。 本イベントにはZoomウェビナーを使用します。 ウェビナーの操作方法等はご自身で事前にご確認をお願いいたします。
プログラム
時間 | 内容 |
16:45 | 開場 |
17:00-17:05 | 開会・イントロダクション LINK-J |
17:05-17:20 | 講演「シリアルアントレプレナーとしての責任」 三池 信也氏 株式会社ニューロシューティカルズ 代表取締役 |
17:20-17:35 | 講演「株式会社ニューロシューティカルズ沖縄 M&Aの経験談」 弟子丸 佳久氏 株式会社RMDパートナーズ東京 代表取締役 |
17:35-17:50 | 講演「国内医療機器スタートアップの挑戦と展望:現場で見えた課題と実践知」 正林 和也氏 一般社団法人JMPR・代表理事、N.B. Medical(株)・代表取締役 |
17:50-18:40 | パネルディスカッション、Q&A モデレーター 朔 啓太氏(国立循環器病研究センター 循環動態制御部 室長) パネリスト 髙谷 彰之氏(株式会社トランジットサイエンティフィックジャパン) 小西 明英氏(株式会社TCNプライム 代表取締役) 安在 大祐氏(株式会社WiON 代表取締役) |
18:40-19:30 | ネットワーキング(リアル会場のみ) |
登壇者
![]() | 三池 信也氏(株式会社ニューロシューティカルズ 代表取締役) 医療分野にてマーケティング、研究開発、企業経営に20年以上に渡って携わり、この分野でいくつかのベンチャー企業の立ち上げ、EXITに成功。この期間に培った経験と知識で新たな企業ステージを医療分野に構築している。2021年より本格的な医療機器スタートアップ企業の経営支援、事業立ち上げ支援などにも携わり、様々なプロジェクトを実行。特に外科・眼科・循環器内科・泌尿器科・整形外科などが得意分野だが、予防医学に関する知見にも長けている。 |
![]() | 弟子丸 佳久氏(株式会社RMDパートナーズ東京 代表取締役) 2000年、血液検査関連メーカーに営業職として入社、入社2年目にトップセールスを記録し、その後同社を退職。 2002年に周産期医療領域のメーカーに入社。営業職として約10年間、東京・大阪エリアを担当。豊富な現場経験を経て、同社のマーケティング部へ異動し、主力事業部門を担当。国内における市場開発、製品開発、販促資材の企画・制作に加え、海外市場向けの販促支援など多岐にわたる業務を担当し、2021年に退職。 2021年、株式会社ニューロシューティカルズに入社。関連会社であるニューロシューティカルズ沖縄へ取締役として出向。1年間、本社にて経営全般を学んだ後、2022年より沖縄工場に異動し、工場経営に参画。品質管理、生産計画などの実務にも従事し、2024年にM&Aを実現。 同年、株式会社ニューロシューティカルズ 社長室 室長に就任。また、株式会社RMDパートナーズ東京 代表取締役に就任し、現在に至る。 |
正林 和也氏(一般社団法人JMPR・代表理事、N.B. Medical(株)・代表取締役) 慶應義塾大学卒業後、三菱UFJ銀行に入行し法人取引業務に従事。その後、米国で豊富な医療機器開発経験を持つPh.D.の兄と共に医療機器スタートアップを創業。経済産業省やAMEDなどの支援を受け、急性期脳梗塞治療用医療機器の開発に成功。スタートアップとしては国内初となるクラスⅣ医療機器の開発及び事業化を実現し、M&AによりEXITを果たす。その後、スタートアップの成長支援を目的に、経済産業省の支援認定機関として一般社団法人JMPR(Japan Medical Startup Incubation Program)を設立し、複数のスタートアップを伴走支援。並行して自身の開発経験を活かし、Ronald Reagan UCLA Medical CenterのDr. Tateshimaと連携して医療機器スタートアップを創業。現在も先端的な医療機器開発に取り組んでいる。一社)日本医療機器連合会 みらい戦略会議 スタートアップ共創推進室委員。 | |
![]() | 朔 啓太氏(国立循環器病研究センター 循環動態制御部 室長) 2007年熊本大学医学部卒業し、九州医療センター、九州大学病院に診療従事したのち、2010 年より大学院生として研究活動を開始。2015 年に博士号を取得し、循環器内科学術研究員、特任講師を経て、現在は国立循環器病研究センター循環動態制御部。2023年からNTT Research社との共同研究部門であるバイオデジタルツイン研究部特任部長も併任。循環動態学を基礎とした日本発医療機器開発を推進しており、ニューロシューティカルズ社と開発を進めている神経刺激カテーテルの開発にて第2回AMED理事長賞受賞。その他、国内外複数の医療機器メーカーと実用化に向けた共同研究を展開している。また、AMED橋渡し研究プログラムや医療機器等研究成果展開事業、医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靱化事業のプログラムオフィサーや評価委員も務める。 |
![]() | 髙谷 彰之氏(株式会社トランジットサイエンティフィックジャパン) 1994年テルモ株式会社入社、カテーテル事業の国内/海外マーケティングを経て、テルモ香港事務所、テルモ北京支店長とし駐在、中国カテーテル事業責任者として売上を2億円(2000年)から60億円(2009年)へ伸ばし、中国販売代理店との共闘体制作りを行った。 2010年にテルモ退社後、中国進出コンサルティング会社、現I F J社を設立し、現在沖縄で医療機器製造販売業者とし、医療機器の輸出入を展開、2024年11月にフォレストホールディングス社にM&AしEXIT、現在も代表取締役を務める。 2013年に沖縄で沖縄医療機器開発事業を設立、2019年に株式会社ニューロシューティカルズと株式交換にてEXIT、その後も代表を務め2024年1月に大塚製薬工場にM&AしEXITした。 2023年にOISTスタートアップであるACIリサーチ社の取締役に就任、また2024年にトランジットサイエンティフィックジャパンの取締役に就任、両社へ出資をしている株式会社ニューロシューティカルズの取締役として、この2社のEXITに向けた業務遂行中。 |
![]() | 小西 明英氏(株式会社TCNプライム 代表取締役) 2006年4月:神戸大学医学部附属病院・初期研修医 2008年4月:赤穂市民病院循環器内科・後期研修医 2011年4月:神戸大学医学部附属病院循環器内科・医員 2015年4月:厚生労働省 医薬・生活衛生局 医療機器審査管理課・先進医療機器審査調整官 2017年4月:独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 医療機器審査第一部・審査専門員(臨床医学担当) 2019年4月:神戸大学医学部附属病院 臨床研究推進センター 研究管理部門長・特命講師 2022年4月:神戸大学医学部附属病院 臨床研究推進センター 副センター長・特命准教授 2023年10月:株式会社TCNプライム取締役 2025年4月:株式会社TCNプライム代表取締役 |
![]() | 安在 大祐氏(株式会社WiON 代表取締役) 【略歴】2011年4月名古屋工業大学 大学院工学研究科 助教。2018年4月同大学 准教授を経て、2025年4月より大阪公立大学 大学院情報学研究科 教授。2024年2月 株式会社WiON代表取締役就任、ワイヤレス技術と融合した医療機器開発事業に従事。 |
参加費
無料
定員
リアル会場100名、オンライン1000名
主催
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
お問い合わせ先
LINK-J事務局
E-mail : contact@link-j.org