第1回　LINK-J ネットワーキング・ナイト with Supporters ～ヘルスケアスタートアップで盛り上がれ～

2016.09.28 開催
第一回　LINK-J ネットワーキング・ナイト with Supporters
～ヘルスケアスタートアップで盛り上がれ～

主催：LINK-J

9月28日に、第一回　LINK-J ネットワーキング・ナイト with Supportersが日本橋ライフサイエンスビルディング10階で開催された。
本イベントは、アルコール片手に寛いだ雰囲気の中、起業家やスタートアップ企業の方を囲んで、トークと交流をお楽しみいただく月一回の定例イベントだ。

記念すべき第一回目には、LINK-Jのサポーターであり、（株）日本医療機器開発機構を率いる内田毅彦氏をモデレーターとし、3名のヘルスケア・スタートアップの経営者の方々に参加いただき、日本のヘルスケアスタートアップがどうしたらもっと盛り上がるかなどについて、大いに語ってもらった。

18：30～　開会挨拶（LINK-J曽山事務局長）

18：35～　トークセッション開始！
登壇者3名より、それぞれの企業のサービス内容や想いを語っていただきました。

◆白岡亮平氏
（メディカルフィットネスラボラトリー株式会社代表取締役最高医療責任者）

白岡氏は小児科医であり、勤務医を続けながら起業した。保険診療だけでは解決できないことがたくさんあると感じていた。今の医療制度をPHR（Personal Health Records）で変えていく。医療と他分野の連携を進める。
http://www.medicalfitness.co.jp/

◆髙丸慶氏
（株式会社ホスピタリティ・ワン代表取締役）

訪問看護の新しい形を提案。オーダーメイド型訪問看護サービス（入院中や・老人ホームに入って人が、孫の結婚式に参列しやすいように同席するなどの突発対応）をはじめ、病院（MSW）と訪問看護ステーションをマッチングするWebサービスもスタート。介護におけるビジネスチャンスを披露。
https://hospitality-one.co.jp/

◆豊田剛一郎氏
（株式会社メドレー代表取締役医師）

患者が知るべき情報を最新で知れる、医師がつくるオンライン病気事典「MEDLEY」をはじめ、４つの事業を柱としている。「日本の医療はこのままじゃいけない。医療・介護というまだまだ「不」の大きい領域で、なにか良いサービスを提供したい」。勤務医時代に、医者がすすめることと、患者が選択することのギャップが多いことを実感。もっと真の医療を知ってほしい。日本のためには、医療リテラシーの向上が必要！
http://www.medley.jp/

日経メディカルオンラインでのインタビュー連載"豊田剛一郎の「明日の医療の話を聞こう」"も是非ご覧ください！
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/series/toyoda/

◆内田毅彦氏
（株式会社日本医療機器開発機構代表取締役社長（医師））

セッション中は、登壇者も参加者もアルコール片手に終始和やかな空間。
会話も弾みます。

19：30～　ディスカッションセッション

ディスカッションテーマ
①何故自分がこの仕事をしようと思って、どうして成功できたのか
②それぞれのコアコンピテンシーを実現させるために、ネックになっていること。また、国や国民へ期待することは？
③会場の皆様から、登壇者へのご意見・ご質問
・今、皆さんが考えている企業の方針と今後の展望は、今の日本の保険制度ありきですか？アメリカのような自由保険制度でも、今のやり方でビジネスを進めますか？
・遠隔診療は始まったばかりで、「事実上解禁」というが、本当にそうなんですか？
...他

《会場アンケートより抜粋》
・話の中身が専門性が高いことを想定していたので、意外に？！自分ごととして参加できた。とても楽しかった！
・現場を分かっている方のビジネス話は非常にリアルで面白い。大変勉強になった。
・異分野の方の起業マインドの話を聴け、楽しく過ごせました。
・今までベンチャーは医薬品、機器との思い込みがあったが、今回は医療関係者によるHealthcare providerのベンチャーが活躍しているのは目からウロコであった。