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投稿日:2023年09月20日投稿者:株式会社Buzzreach

Buzzreach 患者SNS「ミライク」のサービス提供を開始

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10年かかる新薬開発の課題をテクノロジーの力で解決し、新薬承認の期間短縮を実現させる治験・臨床研究プラットフォーム事業、製薬企業と患者をつなぐSNS事業を展開する株式会社Buzzreach(本社:東京都港区、代表取締役CEO:猪川崇輝/以下、Buzzreach)は、新事業である"病気で悩む人が支えあえる"患者SNS「ミライク」(以下ミライク)のサービス提供を開始することをお知らせいたします。

<背景>
これまでミライクシリーズでは、被験者向けに治験薬の飲み忘れや飲み過ぎ防止および治験コーディネーター※(CRC)の業務負担軽減を担う治験管理アプリ「ミライク・スタディ・コンシェルジュ(MiiLike Study Concierge)」や、副作用や安全性情報を収集するアプリ「VOICE powered by ミライク」など、臨床開発や研究におけるアプリサービスを製薬企業やアカデミア向けに提供してまいりました。
これらに続き、この度発表した患者SNS「ミライク」は、Buzzreachの新事業としてこれまで開発を進め、ユーザーテストや製薬企業とのPilot StudyやPoCを繰り返しおこなってまいりました。
※治験コーディネーター(CRC)Clinical Research Coordinatorの略で、治験コーディネーターとも呼ばれています。 医療機関において、治験を含む臨床研究を行う際、治験責任医師・分担医師の指示のもとに、医学的判断を伴わない業務や、治験に係わる事務的業務、業務を行うチーム内の調整、患者さんや製薬企業の対応やサポート等、治験がスムーズに進行するように、治験業務全般をサポートします。

<ミライクとは>
病気で悩む患者さん、ご家族、パートナー、その他(介護者など)(以下、ユーザー)が、同じ境遇の人たちとつながり、実際の経験や知りたい情報を共有できるQ&Aコミュニティです。
利用するユーザーには、スマートフォン用のアプリ(Android版、iOS版)に加えWebブラウザー版を提供し、お持ちの端末にあわせてご利用いただけます。
国内では、特定疾患の患者コミュニティは多数存在しておりますが、ミライクでは、対象疾患を特定しておらず、病気で悩んでいる患者さん、ご家族、パートナー、介護者の方であれば、どなたでも参加できることから、疾患は異なるが、病気や治療の悩みだけでなく(例えば医療費控除に関することなど)、食事や仕事など一般生活に関わることなど、様々な悩みや困りごとについて相談・共有し合うことができます。ユーザー同士がナラティブ(物語的)に会話することで、自分自身が忘れていたことや、気付いていなかったことなどを発見することができます。
一方で特定の疾患のユーザー同士でのご利用や患者団体でのご利用、研究目的でのご利用、自治体や地域包括医療など地域単位でのご利用の場合は、グループ機能を活用することにより、目的に応じた利用をする事もできます。

<スマートフォン用のアプリ>

<Webブラウザー用>

https://app.miilike.com/

<アプリイメージ画面>

<安心・安全の取り組み>
一般的なSNSサービスとは異なり、悪質な投稿やトラブルが起きないように、利用規約の他に投稿ガイドラインを定めており、例えば科学的根拠のない治療方法を勧めることがないよう、ミライク事務局が投稿内容をモニタリングしております。また、ユーザー自身も投稿ガイドラインに逸脱しているような投稿を発見した場合、ミライク事務局へ通報できる機能を搭載しております。ガイドラインに反した投稿を発見した場合や、通報を受けた場合は、ミライク事務局が内容を確認し、禁止事項に抵触する投稿を非表示または削除する対応をおこないます。

<企業向け提供サービス>
ミライクから得られるユーザー発言のデータをMROC(Marketing Research Online Community)のリサーチ手法により、患者インサイトの新しい収集方法として、患者さんの声を製薬企業や医療機関にフィードバックすることで、創薬や臨床試験、患者向けの発信メッセージ(啓発内容)などに活かすことができます。
また、近い将来、記録機能や通知機能を充実させ、服薬アドヒアランスの改善や学術調査を目的にご利用できる準備を進めてまいります。

<ユーザーコメント>
一般社団法人「てくてくぴあねっと」( https://tekutekupeer.com/ )
~闘病中のママ・パパ子育て応援団体~
うえやま みか 様
病気は、突然訪れる大きな出来事です。
これまでの私達の暮らしがガラッと変わり、身体的、精神的にも、とても追い詰められてしまいます。仕事のこと、家族や子どものこと、これからの暮らしのこと、きっと多くの方々が苦しんだ経験を持たれていると思います。
そのような時に、ミライクで同じ境遇の方々と繋がり、お互いの悩みを理解し共感し合えることは、私達にとって、特に精神的にとても大切なことだと思います。
また、ミライクは疾患を特定していないことから、その疾患の枠を越え、より多くの方々と繋がり、病気のことのみならず、広い範囲で情報交換する機会ができ、暮らしや仕事のうえで不便なことや、なかなか普段話題にあがってこない制度についての情報など、数多く得られるのではないかと思っております。
そして、ミライクで話される患者さんの不安やニーズなどの声が、企業や医療者に届けられることにより、ヘルスケア全体の発展に繋がっていくことだと思いますし、ものすごく期待しております。

都内大学病院 医師
ある日、自分の子どもが、希少疾病であるということが分かり、驚きと同時にとてもショックでした。私は医師でもあり、病気についての医学情報を、文献検索などを中心に沢山調べたのですが、実際どう治療したらいいのかも含め、簡単に辿り着くことはできませんでした。恐らく一般の方であれば、どうしていいのか分からず、パニックと悲しみに暮れてしまう方が多いのではないかと思います。そうした中でも私自身で調べた情報を、ホームページを作って発信し、それを見た方と情報交換をしようと考えたのですが、日々の仕事をしながらそれを続けていくのがとても大変でした。
ミライクは、希少疾病のような世の中に情報が不足している患者さんやご家族にとって、とても頼りになるサービスだと思います。
そして、ミライクが疾患を特定していないサービスであるという部分についても、例えば、治療薬が違えども気にするポイントが同じだったり、共通の悩みがあったりすると思いますので、色々な疾患のユーザーが増えていくと類似の疾患同士の情報交換なども沢山出てくるのではないかと思います。私は希少疾病の子どもの親であり医師でもありますが、ミライクのユーザーとしてこのアプリを活用してみたいと思っております。

HER2遺伝子特化型 肺がん患者コミュニティ 「HER HER」 ( https://herher.localinfo.jp/ )
清水 佳佑 様
がんと告知を受けた当初は特に治療のこと、生活のこと、仕事のこと、制度のことなど、基本的な情報や知識がなく、とても困りました。治療をしていく中でいろいろと経験し、今なら分かることですが、誰に聞き、誰に話をして良いのか? 当時は分かりませんでした。
私も患者会などを通じて、教えてもらったり、学んだりもしてきましたが、患者同士のコミュニティがあることで、患者同士の支えや励みになることに繋がると思っています。
病気に関係なく、そのような経験をされてきた方々からのアドバイスやコツみたいなものは少し気持ちが軽くなったり、また、解決していくことで不安が希望に繋がったりすることもありますので、患者同士のコミュニティは重要で、とても大切なものだと思っています。
そういった不安や悩み、疑問に思ったことなどを解消できる場となること、また、患者同士それぞれが「ココ、ミライクにいてもイイんだよ」というような各自の居場所にもなれば良いなと思っています。
ミライクをうまく活用し、病気を抱えながらでも、少しでもより良い生活に繋がることを期待しております。

【会社概要】
設立年月日 :2017年6月23日
資本金 :8億 9,032万5,015円(資本準備金含む)
代表取締役CEO : 猪川 崇輝
所在地 :東京都港区白金台3丁目19-1興和白金台ビル
HP :https://www.buzzreach.co.jp/
事業内容
・治験の様々な課題を解決するSaaSサービス
「puzz(http://www.buzzreach.co.jp/lp/puzz/ )」の開発および販売
・患者(被験者)向け治験情報マッチングプラットフォーム
「smt(https://www.searchmytrial.com/ )」の開発および販売
・患者(被験者)向け治験管理・リテンションアプリ
「スタディ・コンシェルジュ」(https://www.buzzreach.co.jp/lp/msc/ )」の開発および販売
・臨床試験・製薬・ヘルスケア分野のグローバル企業向け
BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)

お問い合わせ先

【本件に関するお問い合わせ】 株式会社 Buzzreach 広報担当:石塚 Tel:03-4590-0258 Email:contact@buzzreach.co.jp
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