ほとんどの場合、慢性炎症ががんにつながることが知られているが、その背景機序は完全には解明されていない。発がんの機序解明、治療の改良および炎症に起因するがんの予防に向けた第一歩となるのが、イムノオンコロジー分野の前臨床モデルである。
炎症は、細菌・ウイルス・寄生虫感染およびアレルゲン、毒素、外傷といった外的因子、環境因子に対する免疫系の自然な反応である。正常な炎症反応は、損傷組織の修復と新しい正常細胞の増殖につながる。しかしながら、背景にある原因が持続したり免疫反応の制御機構に異常があると、炎症が慢性化することがある。
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