自治体や大企業が抱えるヘルスケア分野の課題に対し、集まった参加者が解決策を本気で考えるワークショップを今年も開催!
モノ・コトが変化し続け、ヘルスケア課題が複雑さを増していく中、様々な分野の仲間と「集合知」で課題解決してみませんか?
「i2.JP (アストラゼネカ株式会社運営)」は、スタートアップ、医療従事者、地方自治体、アカデミア、民間企業を結び付ける、ヘルスケア分野の日本最大級のオープンイノベーション・ネットワークです。「i2.JP」発足4周年の節目に、関西を代表するオープンイノベーション施設であるQUINTBRIDGEと共催し、ヘルスケア領域で旋風をまきおこすイベントを大阪で今年も開催します。
当日は、ヘルスケアに関連する課題を持ち、協業に積極的な大手企業・自治体からのリバースピッチに対して、小規模なグループに分かれてソリューションピッチやブレインストーミングを行うセッションを予定しています。セッション終了後はネットワーキングタイムを設けております!
業界を超えてつながり、集まった仲間同士で意見を交え、ともに「新たな共創事例」を生み出せるよう、奮ってご参加ください!
開催日:
2024年11月22日 (金)
時間:
14:00-17:20
募集期間:
〜 2024年11月15日 (金)
会場:
大阪市都島区東野田町4丁目15-82
詳細・参加申込(外部サイトが開きます)
リバースピッチセッション登壇者
長野県松本市
企業のテストフィールド「松本ヘルス・ラボ」の新たな取組み
松本市では、松本地域の住民にご協力いただき、製品・サービス開発のために健康データ取得が必要な企業と予防・健康づくりに関心のある市民とをつなぐテストフィールド「松本ヘルス・ラボ」を設立、様々な課題解決に取り組んでいます。今年度、新たにLINEを導入し、更なる会員獲得やテストフィールドとしての魅力向上を目指した取組みを進めております。ぜひ、一緒に考えてみませんか?皆様のアイディアを募集します!
株式会社スマートバリュー
健康経営に取り組むHR担当者のコミュニティ構築
年々、「健康経営優良法人認定制度」を取得する企業が増加し、企業として従業員の心身の健康に向き合うことの重要性が高まっています。この認定においては、従業員のヘルスリテラシーの向上や、コミュニケーションの促進など、毎年新たな取組を実施していく必要があります。そのため、企業のHR担当者がそれらの取り組みを効果的に進めるための施策を検討・調査する必要がありますが、現状では各企業の担当者がそれぞれに調査をしています。そのような担当者同士をつなぐことで、有意義な取り組みをシェアできる環境が作れないかと考えており、そのためにアイデアや伴走をいただける効果的な支援を求めています。
三井住友海上火災保険株式会社/ VIE株式会社
音楽を聴くだけで認知症等を予防する魅力的なストーリーを展開したい
音楽は太古より人間と共にあり、誰もが親しみやすいコンテンツです。近年の研究により、音楽や聴覚刺激が人間にもたらすポジティブな影響が明らかとなり、例えば特定周波数の聴覚刺激を用いた認知症治療研究なども進められています。
本提案チームでは、脳波を変容させる音楽“Neuro Music”を軸に、「音楽を聴くだけで認知症等を予防する魅力的なストーリー」をともに展開できるアイデアとパートナーを募集しています。自分らしい生活をしているだけで効果を享受でき、客観的にもその効果を評価できる、サスティナブルで地に足のついたストーリーを展開していきたいと考えています。
株式会社東芝
日本における企業コホートの普及・活性化に向けて
従業員の健康問題や健康保険組合の財政悪化といった課題を解決するために、弊社では個別同意が得られた従業員から健康・服薬・生活・ゲノム情報等を収集し、企業コホートを構築。従業員の健康増進、ヘルスケア事業創出を目指す共創の場、医療への貢献といった取り組みを進めています。企業コホートの取り組みが各社に広がることで、日本企業全体の健康増進や労働生産性向上に貢献できると考えていますが、普及にあたっては、蓄積したデータの有効活用や従業員が主体的に参加する仕掛けが十分ではありません。企業コホートの取り組みを活性化し、本国におけるヘルスケア事業の創出・発展に貢献できるアイデアを頂ければと思います。
日東電工株式会社
非侵襲簡易血液検査の実現に向けた取り組み
私たちは、血液診断分野での取り組みを強化しております。非侵襲簡易血液検査が実現すれば、痛みや感染リスクを伴わないため、患者の負担が大幅に軽減されます。また、迅速かつ簡便な検査が可能となり、定期的な健康チェックが促進され、早期発見・治療が可能となります。非侵襲簡易血液検査の実現に向けて、新しいテクノロジーを検討し、共に取り組むパートナーを求めています。
株式会社メディカル・プリンシプル社
日本発ものづくりを促進するプラットフォームの活性化に向けて
日本に眠る素晴らしい技術の種を育てるべく、医師が日々臨床現場で感じる“あったらいいな”を集め、それを事業性ある「臨床ニーズ」へと転換し、合致する戦略や技術を持つ企業へ繋げるプラットフォームを立ち上げました。日本発のものづくりを加速させるためには、双方のニーズやギャップを埋め、橋渡しの円滑化を図る必要があります。そのためには当社だけではあまりに力不足のため、「医工連携」に関心を持ち、共に課題を克服してものづくり開発を促進できるよう、皆様から広くご協力を仰ぎたいと考えております。
レスメド株式会社
自治体や企業の健康経営における睡眠の重要性 ~快眠に向けて~
レスメドは、1989年の創立より、世界 140カ国以上で睡眠時無呼吸症候群治療のためのソリューション提供をはじめとして、健康的な睡眠のあり方、睡眠衛生など、睡眠全般において様々なプロジェクトに取り組んでいます。睡眠は、QOLの向上だけでなく、特に健康経営においては、アブセンティズム、プレゼンティズム、医療費増加、メンタル不調者増加(長期離脱や離職リスク)、労働安全衛生の全てにおいて、大きな影響を及ぼすと当社は考えています。「2025年には2億5千万人の人生をよりよいものに変える」という企業ミッションと、健康経営と生産性向上を推進し多くの企業が抱える経営課題を解決する一助となりたいとの思いのもと、幅広い人々、特にご自身やご家族の睡眠時無呼吸症候群に気づき、快眠につなげる機会を提供することについて、共に考えるパートナーを募集しています。
日本イーライリリー株式会社
糖尿病など慢性疾患の治療を受けている患者様に適切な治療法で早期介入を加速化する方法
慢性疾患の患者様は長期間にわたり治療を受けているため、Clinical Inertiaにより医師も患者様も治療や薬を変える必要性を感じにくくなっています。しかし、適切なタイミングで適切な治療法で早期介入することで、数値が改善し、将来の合併症のリスクを予防することが期待できます。医師も患者様も薬の変更による負担(薬価、注射剤など)に対して将来的なベネフィットを感じにくいことが課題です。その背景には、医師が従来の薬でもある程度疾患をコントロールできていると考え、新しい治療法を勧めることで患者様との関係性が崩れることを懸念していることがあります。この課題に対する解決策をお持ちの企業様のご参加をお待ちしております。
日本イーライリリー株式会社
慢性疾患の患者様が食事・運動管理を効率的、継続的に続けることにより治療を楽しく継続できる方法
慢性疾患の患者様には、薬の服用だけでなく、日常生活における食事管理と運動が推奨されています。しかし、多くの患者様はその重要性を理解しつつも、様々な要因(ライフスタイル、社会要因、モチベーションの低下など)により自己管理ができていない状況です。本提案では、薬とともに食事や運動管理の習慣をつけることで、健康状態が記録・可視化され、Holisticに疾患や服薬を含めた健康管理ができ、治療を楽しく継続できる方法を模索しています。この課題に対する解決策をお持ちの企業様のご参加をお待ちしております。
アストラゼネカ株式会社
患者さんが適切な情報に触れ、前向きに治療に取り組める環境へ
指定難病である全身性エリテマトーデス(SLE)は様々な症状があらわれる自己免疫疾患であり、ライフイベントが多い20-40代の女性を中心にみられます。患者さんは身体的・精神的・社会的な負担に直面し、時に社会とのつながりを失う可能性もあるなかで、オンライン上に存在する様々な情報の影響を多く受けられています。SLE治療の選択肢が拡がる中で、患者さんが適切な情報に触れ、前向きに治療に取り組むことで、社会的活動を行える状態を維持できるよう、New SLE Patient Journeyを私たちと一緒に模索いただけるパートナーと出会えることを期待しています。