神経疾患治療の革新的アプローチを探る特別セミナーを開催いたします。 大阪大学大学院医学系研究科の望月秀樹教授をお招きし、遺伝子治療の最新動向についてご講演 いただきます。神経疾患治療の未来を切り拓く最新の研究開発動向を、第一線の専門家からお届けする貴重な機会です!お見逃しなく。
日時: 2025年5月7日(水) 15:00~16:30
Teamsにて オンライン開催
※参加にはTeamsでの視聴環境が必要となります。
(外部サイトが開きます)
申込締切
※ご参加には事前登録が必要です。先着順となりますのでご了承ください。
プログラム
14:50~ 入室開始
オンラインにて入室いただけます
15:00~ ご挨拶
15:05~ ≪第一部≫
AAV※で挑む! 脳・神経疾患治療の最前線
突破せよ、BBB※の壁!
※アデノ随伴ウイルス ※Blood-brain barrier
望月秀樹 先生
大阪大学大学院医学系研究科 神経内科学 教授
15:55~ ≪第二部≫
ウィルスベクターのスケーラブルな製造
フローおよび受託サービスのご紹介
サーモフィッシャーサイエンティフィック
16:20~16:30 Q&A ご案内など ※質疑応答はQ&Aにて受付
セミナー中回答が出来なかったものも後日追加情報として配信致します。
登壇者
望月秀樹(もちづき ひでき)
大阪大学大学院医学系研究科神経内科学 教授
1985年 3月 順天堂大学医学部 卒業
1996年 7月 米国, NIH, NINDS留学 (visiting associate)
2009年 7月 北里大学医学部神経内科学 教授
2011年 9月 大阪大学大学院医学系研究科神経内科学 教授
2016年 4月 大阪大学医学部附属病院 脳卒中センター センター長 兼任
<主な研究領域>
神経内科全般、変性疾患(特にパーキンソン病)
プログラム概要
発表者:大阪大学大学院医学系研究科 神経内科学 教授 望月秀樹 先生
神経難病である脊髄性筋萎縮症(SMA)に対する遺伝子治療が、2020年に米国および日本で上市されてから5年が経過しました。この治療は早期介入が重要で、発症後の例だけでなく未発症例に対しても発症前から投与が可能となり、その治療効果は驚くほどでした。こうした進展は、AAV(アデノ随伴ウイルス)の有用性と安全性が確認されたことによります。近年ではSMA以外の神経疾患に対する遺伝子治療も進展を見せています。
また、脳内への薬剤到達においては、従来は侵襲的手段が必要でしたが、新手法としてMRIガイド下集束超音波治療が血液脳関門(BBB)突破技術として注目されています。本講演では、これらを含む神経疾患に対する次世代遺伝子治療の可能性を紹介します。
発表者:サーモフィッシャーサイエンティフィック ライフテクノロジーズジャパン株式会社
バイオサイエンス事業部 テクニカルセールススペシャリスト 河田規予 氏
ウィルスベクター製造では、より費用対効果が高く、スケールアップ可能な製造プラットフォームが必要とされており、リサーチ段階から製造段階へ、シームレスに移行可能なプロセス開発が求められます。
当社では、ウィルスベクター製造ワークフローのアップストリームからダウンストリームまで、あらゆる段階に対するソリューションを提供しています。本セッションでは、スケーラブルで高力価のウィルス産生を実現するGibco AAV-MAXシステムをご紹介いたします。また国内ラボで新しく開始した、アデノ随伴ウィルス生産の受託サービスについてもご紹介いたします。
参加費
無料
定員
200名
主催
リカケンホールディングスグループ、サーモフィッシャーサイエンティフィック
お問い合わせ先
リカケンホールディングスグループ・共催セミナー運営事務局
bct-rikaken@rikaken-hd.co.jp