医薬品を取り巻く分析のトレンドはこの数年大きく変化し、創薬モダリティーや不純物評価などは大きくクローズアップされています。このたびメルクでは、医薬品分析の専門家をお招きし、有益な情報提供とインタラクティブな議論の場をもつためにSupelco® 医薬品分析セミナーを開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
日時: 2025年10月24日(金)13:00~18:30
メ ルク株式会社 東京オフィス Café Aqua
東京都港区麻布台1-3-1
麻布台ヒルズ 森JPタワー 26F
麻布台ヒルズ森JPタワーへのアクセス :
東京メトロ 日比谷線 神谷町駅 5番出口 直結8分
南北線 六本木一丁目駅 4番出口 徒歩2分
https://www.azabudai-hills.com/access/index.html
(外部サイトが開きます)
※事前登録が必要になります。上記アドレスにアクセスしていただきお申込みが完了しましたら、弊社にて確認後、当日の参加方法をE-mail にてご案内いたします。
※ ご同業他社様、医薬品分析に関わりの無い一般の方のご参加については、誠に申し訳ございませんが、ご遠慮いただいておりますのでご了承ください。
プログラム
12:20 ~ 13:00 開場/ 受付
13:00 ~ 13:10 開会のご挨拶
13:10 ~ 13:50 セッション1:
医薬品ニトロソアミン類の分析およびスペラファーマの関連サービス
スペラファーマ株式会社 大阪研究センター 開発分析研究所 佐藤 恵一 氏
近年、医薬品中から発がん性ニトロソアミン類が検出される事例が相次いでいます。スペラファーマでは、豊富な分析実績を活かし、試験法開発を含む受託分析を行っており、講演ではレギュレーションや弊社の分析手法とサービスを紹介いたします。
13:50 ~ 14:30 セッション2:
最新のAI・シミュレーションを用いたニトロソアミンのHPLC 分析法の効率的な開発
クロムソードジャパン株式会社 代表取締役 小西 一豪 氏
医薬品製造においては、ニトロソアミン類の含有量を制限することが求められています。製造業者は、これらのガイドラインを遵守し、製造プロセスにおいてニトロソアミン類の生成を最小限に抑えるように努めなければいけません。それら含有量を求めるためには目的ニトロソアミンおよびそれら類縁体の分析法の確立が必要です。本発表では最新のAI・シミュレーションを用いたニトロソアミン類のHPLC 分析法の効率的な開発法をご紹介いたします。
14:30 ~ 14:50 休憩・ブース展示
14:50 ~ 15:30 セッション3:
UV 吸収が小さい不純物の定量法開発に向けた取り組み
大鵬薬品工業株式会社 研究本部(つくばエリア)化学研究所 創薬分析研究室 大久保 廣平 氏
化学合成医薬品の分析において、測定対象のUV 吸収が小さく、汎用のLC-UV 法での試験法設定が困難なケースが少なくない。本講演では、ある試薬中の不純物を対象として、誘導体化によるLC-UV 法の検討内容を中心に紹介し、さらに最近の取り組みの一つである定量NMR についても簡単に紹介いたします。
15:30 ~ 16:10 セッション4:
医薬品分析に有用な分析カラムと薄層クロマトグラフィー解析の新しい提案
メルク株式会社 リサーチソリューション事業部 技術担当者
医薬品分析においてはさまざまな物性を持つ化合物があり、最適なカラムの選択は容易ではないことがあります。Supelco® では固定相の種類が豊富な知見を生かして医薬品分析で準備しておきたいカラムをアプリケーション交えながら紹介いたします。また、伝統的な分離技法であるTLC において、電子画像技術を用いてより精度の高い手法を併せて紹介いたします。
16:10 ~ 16:30 質疑応答
16:30 ~ 17:00 休憩・ブース展示
17:00 ~ 18:30 情報交換会
18:30 終了(予定)
詳細はセミナー案内チラシ(裏面プログラム)をご覧ください。
対象者
医薬品分析に関わっている研究者の方
参加費
無料
定員
6 0名( 定員に達し次第、受付を終了いたします)
主催
メ ルク株式会社 ライフサイエンス リサーチソリューション事業部
お問い合わせ先
Supelco® 医薬品分析セミナー 事務局
E-mail : jpmcom@merckgroup.com