このウェビナーでは、TME 研究のための高パラメーター画像解析の最新の技術や方法について学びます。このウェビナーは、がん研究者、病理医、主治医、画像解析者など、デジタルパソロジーの分野で活躍する方々に最適です。今回のゲストスピーカーとして、現在カルフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の教育関連病院のシダーズシナイ医療センター(米国全体で7番目に優れた病院としてランク)にご所属のAkil Merchant(アキルマーチャント)博士にお話頂きます。
Hyperion Imaging Mass Cytometry(IMC):組織切片の~37のタンパク質の同時測定を可能にするイメージング解析技術です。
今回、2人のスピーカーに対し、事前に質問をお受けします。質問を是非、登録フォームへ記載してください。日本語でも英語でも構いません。 Merchant博士は血液、腫瘍の専門医です。アメリカでのトランスレーショナルリサーチと臨床のご質問など、是非この機会を活用して頂ければ幸いです。また、ご興味がありそうな方へご転送ください!
プログラム
スピーカー情報
10:30-11:10 JST
Presentation : 30min FAQ: 10min
Sebastian Rodriguez, D.V.M., Ph.D.
CyTOF® Research Center,
Fluidigm Japan
免疫細胞サブセット間の複雑な相互作用を背景情報を失うことなく理解する必要性から、臨床判断に活用できるより高度な測定技術が必要とされています。IMCは、マルチパラメトリックな細胞懸濁液分析と典型的な免疫組織化学染色(IHC)の両方を連携させる架け橋となり、免疫機能と相関した表現型情報を提供し、治療効果を解釈するために良いツールとなります。本講演では、 IMCを用いたがん組織研究の基本的なワークフローと、このワークフローを補完するシンプルなデータ解析ツールについて説明します。
11:10-12:00 JST
Presentation : 40min FAQ: 10min
Akil Merchant, MD
Associate Professor and Director of Imaging Mass Cytometry Shared Resource,
Cedars-Sinai Medical Center
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)を対象に、IMCを用いて腫瘍と免疫細胞の構造を解析し、それを起源細胞、遺伝子変異、化学療法への反応性などの臨床病理学的特徴と関連付けることについて述べます。本研究は、腫瘍の変異プロファイリング、臨床転帰、TMEの多重免疫フェノタイピングを統合して、シングルセルレベルでのリンパ腫の空間解析を行った初めての研究です。
IMCを用いた論文数は100報を超えました。世界の研究者が、IMCを利用し健康と病気の理解にむけてどのように研究を進めているかを是非ご覧ください。
参加費
無料
定員
なし
主催
お問い合わせ先
HPが新しくなりました!
〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町15-19 ルミナス4F
Tel : 03-3662-2150
Fax : 03-3662-2154
e-mail : info-Japan@fluidigm.com