国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、再生・細胞医療・遺伝子治療分野において世界トップクラスの研究者がその研究内容を紹介する『令和3年度AMED再生・細胞医療・遺伝子治療公開シンポジウム』を以下のとおり開催します。
再生医療の本格的なプログラム発足から9年、AMED発足からまもなく7年を迎えます。これまでに、組織中の細胞から作った皮膚、軟骨などを用いた再生・細胞医療、さらに遺伝子を導入する遺伝子治療が、火傷、軟骨損傷、骨髄移植の際の合併症、がん、難病などに臨床応用され始めました。AMEDは具体的な臨床実装へ向けて、引き続き研究開発を支援し社会に展開していきます。公開シンポジウムでは、山中伸弥先生(京都大学iPS細胞研究所 所長/教授、公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 理事長)をはじめ、世界をリードする5人の研究者が再生・細胞医療・遺伝子治療の「現在地」をより分かりやすくお伝えすると共に、「再生・細胞医療・遺伝子治療の未来」についてパネルディスカッションを行います。
プログラム
※時間・プログラム等は変更になる可能性があります。
主催者挨拶:三島 良直 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)理事長
時間 | 内容 |
13時00分~13時10分 | 開会挨拶 永井 良三 再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト プログラムディレクター/自治医科大学学長 |
【講演】 | |
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座長:畠 賢一郎 (再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト プログラムスーパーバイザー/株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング代表取締役 社長執行役員) | |
13時10分~13時35分 | 「再生医療の現状と課題」 岡野 栄之 慶應義塾大学 医学部 教授、一般社団法人日本再生医療学会 理事長 |
13時35分~14時00分 | 「iPS細胞を用いて肺を再構築する」 後藤 慎平 京都大学 大学院医学研究科 特定准教授 |
14時00分~14時25分 | 「CAR-T細胞が届ける新しいがん治療」 中沢 洋三 信州大学 医学部小児医学教室 教授 |
14時25分~14時40分 | (休憩) |
座長:中西 淳(再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト プログラムオフィサー/株式会社ケイファーマ サイエンティフィックアドバイザー | |
14時40分~15時05分 | 「iPS細胞技術による子宮頸がんに対するサステナブルなT細胞療法」 安藤 美樹 順天堂大学 大学院医学研究科血液内科学 主任教授 |
15時05分~15時35分 | 「iPS細胞 革新的医療を目指して」 山中 伸弥 京都大学iPS細胞研究所 所長/教授、公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 理事長 |
15時35分~15時50分 | (休憩) |
【パネルディスカッション】 | |
15時50分~16時40分 | 「再生・細胞医療・遺伝子治療の未来」 (パネリスト) 山中 伸弥 京都大学iPS細胞研究所 所長/教授、公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団理事長 中沢 洋三 信州大学 医学部小児医学教室 教授 安藤 美樹 順天堂大学 大学院医学研究科血液内科学 主任教授 後藤 慎平 京都大学 大学院医学研究科 特定准教授 (ファシリテーター) 岡野 栄之 慶應義塾大学 医学部 教授、一般社団法人日本再生医療学会 理事長 |
16時40分 | 閉会 |
参加費
無料
定員
1,200名(事前申し込み先着順)
主催
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
お問い合わせ先
令和3年度再生・細胞医療・遺伝子治療公開シンポジウム事務局[(株)藍通内]
(※事務局業務を外部事業者に委託しています。)
E-mail:jimukyoku@aitoo.jp
(※事務局業務を外部事業者に委託しています。)
E-mail:jimukyoku@aitoo.jp