京都大学・京大オリジナル株式会社では、ライセンスや共同研究などを通じて研究成果を社会に還元することを目的に、京大テックフォーラムを開催しています。
今回は、「2050年カーボンニュートラルに向けた新たな木質バイオマス戦略」をテーマに、「分子機構から改変する木質バイオマスの熱分解~新たな利用技術の創生を目指して~」、「木質バイオマスの分子構造に学び活かす循環型未来社会」の2つの講演で、バイオマス変換の流れやその研究内容についてご紹介します。資源・環境問題解決への取り組みについて関心のある方は是非ご参加ください。
※お申込み頂いた方でご希望の場合には、開催後の別日程で登壇教員との個別面談(産学連携に関するものに限定)が可能です。
申込締切:2022年3月17日(木)
(ただし、申込多数の場合、締切日前でもお断りする場合がありますので予めご了承ください。)
※オンラインセミナーは、Zoom(ウェブ会議室システム)を使用します。
※参加者はパソコンなどの端末、ネット環境が必要です。
※お申込者以外の方は視聴できませんので、予めご了承ください。
※オンラインセミナー開催前日までにZoomへの接続情報をご登録のアドレスに電子メールにてお送りします。
プログラム
時間 | 内容 |
13:15 | 受付開始 |
13:30~13:40 | 開会挨拶 |
13:40~14:30 | 講演1 河本 晴雄(京都大学大学院エネルギー科学研究科 教授) 「分子機構から改変する木質バイオマスの熱分解~新たな利用技術の創生を目指して~」 従来ブラックボックスであった木質バイオマスの熱分解分子機構を解明、改変することで、石油などの化石資源に代わるバイオケミカルス、バイオ燃料の製造・利用技術の創生を目指している。その一端を紹介する。 |
14:30~14:40 | 休憩 |
14:40~15:30 | 講演2 西村 裕志(京都大学大学院生存圏研究所 助教) 「木質バイオマスの分子構造に学び活かす循環型未来社会」 リグニンはセルロースに次いで豊富な有機資源である。難分解性で利用しにくいと思われてきたが、天然の分子構造を読み解きポテンシャルを活かすことで、魅力ある新素材になる。自然と調和した循環型化学産業の実現を目指した研究を紹介する。 |
15:30 | 閉会挨拶 |
参加費
無料
定員
100名程度
主催
後援:株式会社 TLO京都