この度、日本製薬医学会第14回年次大会を、2023年7月28日(金)と29日(土)の2日間、東京 日本橋ライフサイエンスハブ(ウェブ配信含む)にて開催する運びとなりました。
今年の年次大会では、「製薬医学の進歩の今日的意味をあらためて考える。製薬医学の進歩はどのように医療や医学に貢献しているのか??」をメインテーマと致しました。
製薬医学は、医療の進歩には、医薬品の最適化が必須であるとの考えから、医学の一分野として英国で始まり、世界中で発展した学問です。他方、製薬企業も、医療の現場に最適な医薬品を届けるという使命から製薬医学の活動に貢献してきました。
昨今、生命科学やデジタル技術の進歩とともに医療を取り巻く環境は急速に進歩しています。日本製薬医学会は、これらの変化に対して最新の知見や技術を用いて医学の推進とそれに付随する問題の解決に努めてきました。今年の年次大会では、この新たな世界の中で、製薬医学の活動が現在の医学にどのように貢献しているのかを一緒に考えたいと思います。
日本製薬医学会は、安全性部会、教育部会、関西部会、メディカルアフェアーズ部会に加えて、2022年度より臨床開発部会を発足させました。これまで以上に広い領域で議論が繰り広げられることを期待しております。
また、国際製薬医学会(IFAPP)の支部としても活動しており、アジア地域での製薬医学に関する普及啓発についても議論する予定です。
さらに本年は、昨年に日本製薬医学会が中心となり発刊しました本邦初の製薬医学の教科書『製薬医学入門くすりの価値最大化をめざして』(メディカルサイエンスインターナショナル社)を記念して、製薬医学の初心者に向けた教育セッションも充実させます。
製薬医学の現代的意味を確認する学びの場として活用いただける大会になりますよう現在準備を進めております。本学会員のみならず広く製薬医学に関係する皆様のご参加をお待ちしております。
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43043_ext_06_0日時: 2023年7月28日(金)12:00-18:00、2023年7月29日(土)9:00-18:00
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