薬剤耐性、再発、そして、その結果として生じる薬物治療の無効性は、がんに関連した死亡の最大90%を占めています。患者由来異種移植(PDX)は、ヒト疾患とのトランスレーショナルな関連性が証明されていることから、前臨床モデルのゴールドスタンダードとなっています。それでも、研究者や医薬品開発者は、現在行われているがん治療やその患者集団を正確に反映した、臨床的に最も関連性のあるPDXモデルにアクセスする必要があります。治療に対する腫瘍耐性の根本的なメカニズムを理解し標的治療戦略の新たな展開を支援するためには、標準的な治療薬や新しい治療薬に対する抵抗性をモデル化することが必要です。Crown Bioscience独自の前治療歴ありPDXコレクションには、薬剤耐性のために失敗に終わっている現状の治療ラインで再発または耐性を経験した患者に由来するモデルがいくつか含まれています。
本ウェビナーでは、前治療歴ありPDX モデルの確立と、次世代医薬品候補の開発と評価のためのその応用について説明します。
プログラム
【プログラム詳細】
16:00~16:30 次世代の前治療歴ありPDXモデルの樹立:精密医療のためのツール
16:30~16:45 Q&A
【下記についてご興味がある方にオススメです】
- KRAS阻害剤やチェックポイント阻害剤などの治療歴ある患者由来のPDXモデルの研究
- 薬理効果データを含む、前治療歴ありPDX モデルの特性評価と検証・腫瘍耐性に対する次世代の腫瘍治療薬の開発と評価および前臨床アプリケーション (マウス臨床試験、データベース、ゲノミクス、バイオマーカー分析)
- がん治療薬の耐性メカニズムの探究
参加費
無料
定員
300名
主催
株式会社Crown Bioscience & MBL
お問い合わせ先
株式会社Crown Bioscience & MBL ウェビナー事務局
Eメール:contact@crownmbl.co.jp