英国と日本は、エンジニアリング・バイオロジーが、健康、アグリテック・食品、低炭素燃料、化学・材料など様々な分野への応用の可能性を秘めた変革をもたらす技術であることを認識しています。本分野の研究とイノベーションにおける世界的な気運は、戦略的な国際協力の機会を提供しています。例えば、相互補完的な強みを結集することで、バイオエコノミーにおけるイノベーションの次の波を生み出すことにつながります。
英政府は、2023年12月に「エンジニアリング・バイオロジーのための国家ビジョン」を発表しました。本ビジョンにおいて、英政府はエンジニアリング・バイオロジーに対する総合的な展望と、2030年までに責任あるイノベーションにおける世界的リーダーになるという目標を掲げています。また、今後10年間でエンジニアリング・バイオロジー分野に、新たな規制のサンドボックス制度を含め20億ポンドを投じることを表明しました。
本セミナーでは、日英のエンジニアリング・バイオロジーの専門家が一堂に会し、本技術の可能性、課題、リスクについて意見交換を行います。そして革新的な製品やサービスを普及させ、バイオエコノミーを拡大するために、両国がどのように協力できるかを議論します。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
ご参加登録期限:3月6日(水)まで
プログラム
時間 |
内容 |
17:30 |
ウェルカム・ビデオメッセージ 政府主席科学顧問 アンジェラ・マクリーン教授 |
開会のあいさつ 駐日英国臨時代理大使 エミール・レベンドールー |
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英国のエンジニアリング・バイオロジー政策の紹介 英国科学・イノベーション・技術省 アーロン・ペイン |
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日本のバイオ戦略の紹介 | |
18:00 |
「責任あるイノベーション」に関するパネルディスカッション モデレーター 東北大学名誉教授 原山優子先生 スピーカー 京都大学特定准教授 三成寿作先生 東京大学特任准教授 松尾真紀子先生 英国科学・イノベーション・技術省 アーロン・ペイン エジンバラ大学講師 ロブ・スミス |
19:00 | ネットワーキング・レセプション |
20:00 | 閉会 |
服装:ビジネスカジュアル
日英同時通訳
<大使館セキュリティーに関するお願い>
・警備の都合上、公的機関が発行した写真付きの身分証明書(運転免許証、パスポートなど。名刺や社員証は不可。)を正面にゲートでご提示ください。
・館内には駐車できませんので、公共の交通機関をご利用ください。
・お身体の不自由な方、または、警護官付きでの入構など、お車でのご来館が必要な場合は、事前に科学技術デジタル部田中(ai.tanaka@fcdo.gov.uk)までご連絡いただきますようお願いいたします。
・お車での入館の際、警備職員による車両検査がございますので、あらかじめご了承ください。
参加費
無料
定員
50名(事前登録制)
主催
駐日英国大使館