機能性表示食品制度が始まってから今年で10年目を迎えます。
食と健康との関係性は、本来、医薬品のようなシャープである一方でリスクを伴うような効能ではなく、むしろ長い年月をかけて食文化として根付いていくことに本質的な効果があると考えられます。しかし、消費者は己の健康に対して長年の結果よりも未来への予測を求め、その食品が己の健康にどのように貢献するかをすぐさま知りたいという実情があります。食品の機能性エビデンスはそのような消費者に期待を与える一方で、大いなる責任を伴うものでもあります。
本シンポジウムでは、昨今の食品の機能性エビデンスにおける課題に向き合い、食と健康の関係を消化器の視点から長年にわたり臨床と研究を重ねてきた内藤裕二氏による特別講演を開催します。また、行政、医療、産業などの様々な立場の専門家が集まり、人々の健康と期待に貢献する機能性エビデンスのあり方についての討論会で議論を交わします。機能性表示食品制度の9年を振り返りつつ、今後の展望や進化についても深く掘り下げます。
日時: 2024年6月19日(水)16:00-17:45 ※受付は15:45から
日本橋ライフサイエンスビルディング2階
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-11
(外部サイトが開きます)
※ウェルネスフード推進協会会員の方は、以下よりお申込み下さい。
https://rdgroup.seminarone.com/20240619wfasymposium/event/
※申込締切:2024年6月18日(火)17:00まで
プログラム
15:45 会場受付開始
16:00-16:20 シンポジウム開会挨拶
森下竜一氏(大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学寄付講座 教授 )
16:20-17:00 特別講演『食(/食生活/食文化)と健康の関係を腸というエビデンスが教えてくれる』
内藤裕二氏(京都府立医科大学大学院 医学研究科 教授)
17:00-17:45 討論会『食品の機能性エビデンス、科学とマーケティングの狭間で ~医療と産業の専門家はどう見るか~』
※ファシリテーター
橋本正史氏(一般社団法人健康食品産業協議会 会長)
※メンバー
内藤裕二氏(京都府立医科大学大学院 医学研究科 教授)
森下竜一氏(大阪大学大学院 医学系研究科 臨床遺伝子治療学寄付講座 教授 )
西村栄作氏(一般社団法人健康食品産業協議会 理事 ガイドライン分科会長)
17:45-17:50 閉会挨拶
18:00-20:00 懇親会 ※同ビルの10階にて懇親会を開催いたします。
参加費
ウェルネスフード推進協会会員無料 /一般(シンポジウムのみ:3千円、シンポジウム+懇親会6千円)
定員
会場のみ100名 ※定員数に到達次第、募集終了となります。