謹啓
深緑の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
また、平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、この度、弊社にて本年2回目となるウェビナーとして、インドのライフサイエンス市場について、以下の通り開催する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。
ご高承の通り、インドは世界最多の人口と高い経済成長を背景に、ライフサイエンス分野においても大きな成長ポテンシャルを秘めており、モディ政権下において実施された規制改革を通じて、参入障壁も徐々に下がりつつあります。一部グローバルライフサイエンス市場では逆風が吹いている状況下で、多くのライフサイエンス企業は、インド市場を、臨床開発及び商業化の主要成長市場の一つと見做していますが、その実現には、同国の社会情勢及びライフサイエンス市場の特性を踏まえた、参入・成長シナリオ・アプローチが必須となることは言うまでもありません。
今回のウェビナーでは、6月4日に開票が行われた同国の総選挙結果を踏まえつつ、インドライフサイエンス市場への新規参入或いは既存インド事業の今後の成長方針をご検討されている企業の置かれた状況を念頭に、同国ライフサイエンス市場の特徴、実態及び今後の見通し等をご紹介させて頂く予定です。
なお、本テーマにご関心を持っておられる方がいらっしゃれば、本案内をご共有頂ければ幸いです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
プログラム
本ウェビナーのトピック:
インドライフサイエンス市場における
- 成長の原動力と持続可能性
- 規制と行政の障壁の変化
- ライフサイエンス企業の対応
- 事業シナリオ
- 新規参入にあたってのビジネスモデル及びKSF
プレゼンターの略歴:
Monica Gangwani, Executive Director, EVERSANA, インド
モニカは、弊社ムンバイ事務所のエグゼクティブ・ディレクターで、同国ライフサイエンス業界において、営業、ブランド管理、戦略的マーケットリサーチ領域で30年近くのアドバイサリーの経験を有しています。モニカはWockhardtや Parke Davis (現Pfizer) などの大手企業で8年間の営業とブランド管理を経験した後、ニールセン社に入社し、インドヘルスケア部門を率いました。その後、Ipsosで、同社のヘルスケア部門を立ち上げ、20年間にわたってクライアントを支援してきました。モニカはこれまで多くの多国籍企業に対して、上市前段階での価格テスト、主要治療領域におけるインド市場の理解、上市後の効果を評価するプロジェクト等は幅広くご支援を行ってきております。
Kushesh Gupta, Senior Principal, EVERSANA合同会社, 日本
クシェシュは、弊社東京事務所のシニア・プリンシパルで、ヘルスケアとライフサイエンスの分野で約12年の経験を持ち、そのうち9年以上は戦略コンサルティングの経験を有します。この間、IQVIA、Alkem、DRG (Clarivate) 等で、インド内外資の製薬会社、バイオテクノロジー、メドテック、デジタルヘルス、PE/VC、政策立案者(計画委員会、FICCI、OPPI、IDMAなど)を含むインドにおけるライフサイエンス領域でほぼ全てのステークホルダーと仕事をして参りました。クシェシュは、医学博士(MBBS、MD相当)であり、約3年間医師として診療に携わってきました。インド経営大学院(IIM)アーメダバード校でMBAも取得しています。