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イベントレポート

再生医療リーディングサイエンティストセッションを開催しました(2/26)

2026年2月26日(木)、大阪中之島のNakanoshima Qrossにて「再生医療リーディングサイエンティストセッション」を開催いたしました。

主催:三井不動産株式会社、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
協賛:一般財団法人未来医療推進機構

本イベントでは、再生医療分野の最前線で研究・事業開発を牽引する研究者・企業を迎え、基礎研究から実用化に向けた最新の知見や課題について共有されました。
当日は、アカデミア・産業界双方の視点から、再生医療の現在地と今後の展望について活発な議論が行われ、参加者同士の交流も含め、分野横断的な知見共有の場となりました。
 


講演①
「新規細胞技術を用いた革新的な血管再生医療創出への試み」
大森 一生 氏(リバスキュラーバイオ株式会社 代表取締役CEO)

大森一生氏(リバスキュラーバイオ株式会社)からは、微小血管障害に着目した新たな血管再生医療の研究成果が紹介されました。講演では、血管内皮幹細胞(ESC)が全身の血管に分布し、血管新生を直接担う細胞であることが示され、非臨床モデルにおける血流改善などの研究結果が報告されました。
微小血管障害に対する根本的な治療を目指すアプローチとして、再生医療の新たな可能性が提示されました。

講演②
「MSC由来細胞外小胞(MSC-EV)の現在地と実用化への展望」
田中 孝一 氏(ロート製薬株式会社 再生医療研究企画部)

続いて、田中孝一氏(ロート製薬株式会社)より、間葉系間質細胞(MSC)由来の細胞外小胞(MSC-EV)に関する研究動向が紹介されました。MSC-EVは、免疫調整や炎症制御などの生物活性を有し、細胞を用いない新たな治療モダリティとして注目されています。
講演では、さまざまな疾患領域における非臨床研究や臨床試験の状況に加え、製造や品質管理、投与量規格の標準化といった実用化に向けた課題についても整理されました。

質疑応答・ネットワーキング

講演後の質疑応答では、基礎研究から臨床応用に至るまでの橋渡しに関する質問や、製造・品質管理に関する実務的な議論が交わされました。その後の名刺交換会では、参加者同士の活発な情報交換が行われ、分野や立場を超えたネットワーキングの場となりました。


イベント後のアンケートでは「講演者と聴衆の距離も近く、雰囲気も膝突き合わせてという感じに近かったので、親近感をもって話を聞くことが出来た。」「血管内皮幹細胞(ESC)についてや、MSC由来細胞外小胞について理解が深められました。」等のお声を多数お寄せいただきました。

LINK-Jでは、今後もこのようなライフサイエンス分野の最前線をつなぐ場を提供してまいります。

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